7時過ぎに家を出ると既に大渋滞で、勝手知ったる裏道を通って岡山駅に急ぎ、8時の新幹線で上京しました。11時半前に着き、12時から2時間、司法研修所20期2組の新年会に出席しました。1966年4月入所から2年間、一緒に研修を受けた仲間で、ちょうど半世紀前のことになります。石松教官がご夫人の介護のため、さらに一人が今日が緊急手術のため、急遽欠席で、10人出席となりました。まず石松教官からのメッセージが読み上げられ、乾杯をして近況報告をしながら賑やかに会話とお食事を楽しみ、最後に記念写真を撮り来年の再会を約して別れました。
15時前に日中友好会館に着き、15時から1時間、会館美術館の「上海現代竹彫刻精品展」の開幕式に出席しました。中国の竹彫刻は三千年ほど前の商や周の遺跡からも出土する中国最古の工芸品の一つで、特に上海の嘉定区の竹彫刻は、中国の国家級無形文化遺産に登録されています。嘉定区は、私の仲立ちで岡山県和気町と姉妹縁組を結んでおり、主催者や来賓の紹介の後に、私が嘉定区の紹介もしながら日本側主催者を代表して挨拶しました。さらに中国側主催者を代表して上海工芸美術博物館の陳毓其副館長の挨拶があり、中国の竹笛演奏の披露などに続いて行われたテープカットにも参加し、最後に記念写真を撮りました。
一段落ついたところで、16時から、私の地元出身で学生時代から国会事務所に遊びに来ていた原田健介君が結婚相手と、その報告と結婚式への出席依頼に来て、暫時懇談しました。学生の時から若者の政治参加の企画を手掛け、そのためのNPO法人を立ち上げ、全国的に大活躍しています。その後、一緒に竹彫刻展の実演を見て、私は東京駅に急いで17時過ぎの新幹線で帰岡しました。