朝食後、娘と孫三人とで、私の両親の仏前に線香を手向けて手を合わせました。私の父に会った孫は、当然ですが一人もいません。
その後、みんなで昼食を食べ、私は13時に出掛けて法律事務所に入り、13時半から1時間強、夫婦関係についての法律相談を受けました。民法上は、婚姻関係にある夫婦には「同居・協力・扶助の義務」があるのですが、「両性の本質的平等」に基づいて考察しなければならず、その上に実態は夫婦によってまちまちであり、アドバイスはなかなか困難です。
15時前に事務所を出て、東山魁夷展の内覧会などの行事に参加するため、新幹線で京都に向かい、16時過ぎに着いて会場に直行しました。17時前から1時間ほど、主催関係の皆さんと控室で懇談し、18時から短時間、開会式に出席して乾杯をし、さらに19時まで、内覧会で展示作品を鑑賞しました。いろいろな機会に見たことのある作品の実物を見、さらに唐招提寺の襖絵が数多く陳列されており、私と同年齢の喜寿の時に描いた「霧氷の譜」の繊細さと力強さに圧倒され、強い印象に残った内覧会でした。
19時半から2時間ほど、関係者と少人数の夕食会に出席し、おいしい京料理をいただいて、22時過ぎの新幹線で帰岡しました。