7時前に起床して上京の準備をし、8時前に妻に送って貰って岡山駅に急ぎました。この時間帯は交通渋滞が一番酷く、避ける脇道を探して8時40分前に着き、9時前の新幹線で上京しました。快晴の旭川を過ぎると爆睡してしまい、目が覚めると稲刈りの終わった浜松辺りでした。
12時過ぎに着き、杉並区の公益財団法人日本鳥類保護連盟支部会議の会場に急ぎ、近くで昼食を掻き込んで、13時半から3時間強、同連盟の会長として会議に出席しました。都道府県単位の支部を設置している14支部の内8支部から代表者が集まり、これまで十分とは言えなかった連盟と支部との関係調整をするもので、名執専務理事の司会で、冒頭に私が会長に就任して最初の挨拶をし、各支部の活動状況の報告を聞き、議事に入って、支部規約の確認、会費徴収方法、調査業務受任に際しての指針などの協議をしました。なかなか密度の濃い会議でした。
17時前に出て都心に戻り、18時前に「明石書店創業40周年祝賀パーティー」の会場に着き、創業者で現在は顧問に退いている石井昭男さんや同郷の泉房穂明石市長らと懇談しました。18時から開会し、現社長の大江道雅さんに続いて石井さんが創業者として挨拶し、私が指名されて学生運動時代以来の石井さんとの交友を紹介しながら激励挨拶をし、泉市長の力のこもった挨拶の後に、乾杯から懇談となりました。石井さんは、「出版こそ反差別の思想と文化を創り出す運動の砦となるべき」との信念で出版活動を続け、10年前にマグサイサイ賞を受けられました。創業者挨拶では、これからはこの信念をアジアに広げる活動をしたいと決意表明をし、老いてなお意気軒高でした。