10時に妻とともに出て、岡山県の全県域の中心部にある吉備中央町に行きました。13時から日本野鳥の会岡山県支部の主催で「ブッポウソウ保護フォーラム2019in吉備中央町(岡山県)」が開催され、私は同支部顧問兼公益財団法人日本鳥類保護連盟会長として来賓挨拶を依頼されており、11時半ころに到着しました。全国から同好の皆さんがお集まりで、時間があったので、ブッポウソウ観察に案内されました。田の畔に立つ柱に架けられた巣箱に間もなく巣立ちする雛がいるとのことで、待つこと数分、近くの林の枝先に姿を現し、安全を確認して巣箱近くの電線に移動し、再度確認の上巣箱に止まって給餌し、直ぐまた飛び去りました。暫く待つとまた飛来し、フライングキャッチで餌の昆虫を捕まえ、給餌を繰り返しました。「森の宝石」と言われるその姿に、妻も私もすっかり魅せられてしまいました。
12時半に会場に戻ってお弁当をいただき、13時から2時間ほど、フォーラムに出席しました。まず支部長の丸山健司さんが開会挨拶をし、山本雅則町長の歓迎挨拶があり、私が来賓挨拶を述べました。前回は13年前で、高円宮妃の久子さまがご臨席くださってお話し出来、以来私の現職当時はお会いするたびにその話題に花が咲いたことなどから、国境の概念がない渡り鳥を見習って私たちも国境を越えた発想を持ちたいことなど、思いつくことを10分弱話しました。さらにバードライフ・インターナショナル東京の澤祐介さんの来賓挨拶があり、山階鳥類研究所の仲村昇さんの渡りの追跡に関する基調講演がありました。
続いて三人による発表に移りました。まず黒田聖子さんが子育てについて、次に中学3年生の楠ゆずはさんが「ひきうす」について、最後に合田延寿さんが鳴き声について、それぞれ研究発表をし、15時の休憩となりました。その後も18時までの予定で事例報告や意見交換などがあるのですが、私たちはそこで中座し、1時間半かけて岡山市内に戻りました。
16時半ころに立憲民主党公認・野党統一候補の原田謙介候補の選挙事務所に着き、暫時スタッフと打ち合わせなどをして、18時に帰宅しました。