温かい日曜日となり、午後まで自宅でのんびりしました。
14時半ころに出て県立美術館に行き、まず1時間弱、「坂田一男 捲土重来」展を鑑賞しました。抽象絵画の作家で1921年に渡仏して最前衛で活躍し、33年に帰国してからは中央画壇との交流を断って、岡山県の玉島で自己の造形の探求に没頭しました。44年の水害の影響なのか、30年代から40年代前半に掛けての作品が少なく、多くの作品が制作年不詳でした。手榴弾を描いた作品に爆発の破壊力を内在化させたという解説ですが、戦争がどう作品に表現されているのかよく分かりませんでした。
さらに短時間、「みんなの参観日」展の後期の部を鑑賞しました。県下の小中学校の図工や美術の授業で作った作品の展示で、楽しみました。自由な試みで自分流の発想を翔かせて欲しいと思います。