11時前に出て地下鉄で麹町に行き、11時半から14時ころまで、「江田三郎さんを偲ぶ会」に出席しました。約20人が集まってくれ、三郎家族からは私たち夫婦と長女に私の実弟の拓也も参加しました。
学生時代から出入りしていた山田高君の司会で、黙祷と献杯をし、食事を食べながら、青年時代から三郎門下生として活動している仲井富さんが国会登場前後の父の話をしてくれ、時々私も注釈を加えました。久しぶりに自宅に戻って若い県議さんらと酒を飲んでいた時、父が烈火のごとく怒って茶碗を手で握り潰し、手が切れて血まみれになり、私を連れて銭湯に行った時のことを、私の記憶と突き合わせてみました。私は子どもではっきりわからなかったのですが、仲井さんの説明で、怒った理由は日本社会党の左右分裂の原因となった全面講和か単独講和かの違いだったとはっきりしました。私は、何か外交安保関係のことだとは思っていたのですが、それ以上は知りませんでした。父は、現実論に対して妥協的になる地方議員の皆さんに対して、あくまで全面講和で筋を通す左派の立場を主張し、ついに怒りが爆発したのです。
その後、全員から一言ずつ話をしていただき、記念写真を撮りました。参加者は高齢化し、幽明境を異にしたものも次々ですが、今回は1981年生まれで立憲民主党で練馬区議に当選した富田けんじ君が参加してくれました。
その後、調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザに急ぎ、2019太極拳全国交流大会に出席しました。私は日中太極拳交流協会の会長を仰せつかっています。簡化24式太極拳が周恩来、古井喜実のお二人の努力で日本に紹介されて60周年となる第34回大会で、全国から3000人を超す皆さんが参加し、最年少は中学生、最高齢は95歳でした。私も最後の2時間弱を拝見しました。
17時過ぎに終了し、直ちに閉会行事となり、まず私が会長挨拶を行い、続いて中国老師講評、成績発表と表彰となり、私も表彰状授与を行いました。さらにまだ残っている参加者全員による表演、個人種目最優秀選手の表演、中国老師による表演と続き、18時半に終了となりました。
そこでお別れして都心に戻り、19時半に妻と合流して夕食を食べ、寒風に晒されながらホテルに戻りました。