今朝からテレビのトップニュースは中曽根康弘元首相の逝去が続いています。私も中曽根さんの思い出は数多くありますが、2点だけ記しておきます。
まず、1982年3月18日の参議院予算委員会の総括質疑(https://www.eda-jp.com/satsuki/kokkai/830318.html)のことです。私の最初の参議院議員任期後半のことで、小会派のため在任5年目で最初の予算委総括質疑でした。首相に憲法改正につき質したのですが、「政治日程にのせない」と明言されました。
次は2008年5月27日の日韓協力委員会創立40周年祝賀レセプションでの私の参議院議長としての挨拶(https://www.eda-jp.com/satsuki/2008/0527.html)です。その日は中曽根会長が卒寿の誕生日に当たるとのことで、冷戦終結の直後に中曽根さんが「世界史が新しい時代を迎えた」と述べたことに触れて、世界史的視点の確かさに賛辞を送りました。当時は政治家も歴史家も、米ソの勝敗にしか目が向いていませんでした。享年101歳。合掌。
妻は朝から出掛け、私は一人で昼食を食べて、15時過ぎに出て法律事務所に入り、電話連絡やデスクワークをしました。17時半に出掛けに西の空を見ると、細い月と宵の明星が奇麗でした。
18時から歯科治療で、傷みが酷く2時間以上かかりました。