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10月2日、学術会議、トランプ、満月

驚くべき事件が続いています。まず、日本学術会議の委員任命の件で、加藤官房長官の対応を含めて、菅政権の権力的な体質を見事に表していると思います。かつては自民党政権の中枢の人も、権力を行使するものは常に怖れを意識していなければならないと言っていました。ここでの「任命権」は、学術会議が行政権に属し、かつ格が極めて高いものであることを表現するための形式なのです。侵害されたのは、拒否された6人の学者の「学問の自由」にとどまらず、学術会議の存在基盤自体でもあります。

その後、トランプ大統領の新型コロナウィルス感染のニュースが飛び込んできました。彼の独善性が漫画的に際立ちました。

トランプ、コロナ感染

21時過ぎに東の空を見ると、ちょうど満月が昇ってくるところでした。人の営みを哀れに思っているようでした。

満月