8時過ぎに妻、娘とその二、三男とともに自宅を出て、2時間半走って鳥取市用瀬の総合支所に着きました。今日は「流しびな」の日で、鳥取で大学生活を送っている娘の長男と合流しました。彼はここで地域起こしのボランティアをしており、今日もいろいろと役割を担っています。早速住民のご自宅に飾られている雛人形を見て回りました。半数ほどの方がご自宅を開放してこの企画に参加しており、中には庭に見事に無数のお雛さまを飾っている方がおられました。
地域の役を担っている皆さんとお話をしている内、東京から孫たちの父親が車で駆けつけて合流しました。そこで千代川に架かる橋を渡って河原でお弁当を食べ、さらに「流しびなの館」を見学し、街中を見て回りました。今では珍しくなった「ポンポン菓子」の出店があり、私も槌でレバーを叩いて爆発を体験させてもらいました。
14時ころから、実際に小さなお雛さまを川に流すところを鑑賞しました。着物姿の子どもたちが大勢集まって雛を流しており、古くなった雛を燃やす行事も続くようでした。公民館を覗くと、日中友好会館の初代会長の古井喜実さんの額が飾られていました。その後、お茶室でお点前をいただき、17時から地域の皆さんと懇談しながら夕食を取り、19時に新月のかかる中をお別れして、私と妻とで帰岡し、21時半に着きました。