

5時半に妻とともに、自宅を出ると、ちょうど朝日が昇るところで、大池のほとりで止まって写真を撮りましたが、この偉大さはとてもカメラでは写しきれません。赤井さんと落ち合い、7時10分の便で一緒に岡山空港を飛び立ち、8時半前に羽田に着き、軽い朝食を取って10時半前の便で函館空港に向かいました。道中は、ただ朦朧としていましたが、11時半過ぎに函館空港に着くと、快晴の上にやはり気温は少し低めで、シャッキリと目が覚めました。

長く函館市議を務めた黒島宇吉郎さんらと旧知の趙暁紅さんが迎えに来てくれ、12時過ぎから空港近くのお料理屋で函館名物満載の昼食をいただき、みんなで記念写真を撮りました。イカ、ホッキ、タコ、イカ飯などのほか、寒を超えたメイクイーンが素晴らしい味でした。


14時前に函館市役所に着き、工藤壽樹市長と30分ほど懇談しました。津軽海峡を挟んだ対岸でフル・モックスを企図している大間原発に対して市が原告となって訴訟を起こしており、人口減少など困難な課題に挑戦をしています。
15時前にホテルにチェックインし、15時半前に出て、函館トラピスティーヌ修道院を訪ねました。快晴で爽やかな空気の中で、1時間ほど、修道女たちの歴史を聞きながら、聖ミカエル像、聖母マリア、ルルドの聖母、マリア・テレジア、ジャンヌ・ダルクなどの像を見、展示の写真等を見て回りました。気持ちが洗われる時間でした。



16時半ころに出て、石川啄木の碑などを見ながら立待岬に行きました。函館山に日が隠れたところで、津軽海峡の向こうに大間岬などがよく見え、遠くには駒ヶ岳も姿を現し、足元ではハマナスが勢いよく芽を吹いていました。




17時半に函館山ロープウェイ乗り場で、黒島さんのご家族らと落ち合い、ロープウェイに乗って展望台のレストランに行きました。窓からは函館市が一望のもとに見え、さらに美味しい夕食をいただきながら日が沈み夕闇が濃くなる眺望を楽しみました。20時ころに最終の飛行機が到着するころには、市内の明かりが宝石のように輝き、21時に最終便と擦れ違いながら天下の景勝を後にしてホテルに帰りました。




