妻たちは函館朝市に出掛け、私はもう少し寝て、8時15分過ぎからみんなで朝食を食べ、9時に函館駅前のホテルをチェックアウトして、黒島さんのご案内で函館周辺の景勝地見学に出掛けました。
海岸沿いに東に走ると、錫やニッケルが採掘される地まで通す鉄道の工事跡が続いていました。戦争中に国が消耗して、工事中断となったままの「遺跡」です。やがて本州と北海道の最短距離の地点に当たる汐首岬に来ました。潮の流れの変化でニシンが自然に追い込まれる潮溜りの仕組みや、工事用砕石の採取が中断となった現場などを見て回りました。
次いで尻岸内港に着きました。数多くのイカ釣り船が出漁の準備をしていましたが、出かけるのは6月だそうです。今朝2時に出た船が漁を終えて帰っていました。タラ、キンキ、タコ、キンメなどがたくさん捕れていました。さらに走ると、恵山がよく見える地点に来ました。水無海浜公園で、海岸に波の打ち寄せる露天風呂がありました。その後、恵山の反対側に回り込み、椴法華(とどほっけ)で一休みしました。
12時に鹿部町の間歇泉公園にある道の駅に着くと、盛田昌彦町長が声を掛けてくれ、ご挨拶しました。昼食にカレイの煮付け定食をいただき、漁協の女性部の皆さん手作りのカレイも甘口たらこも素晴らしい美味しさで、超満足でした。13時過ぎに、間歇泉が吹き上がるのを見た後に、さらに走って森町に行き、町役場に梶谷恵造町長を訪ねて暫時懇談しました。5月に入るとすぐに桜祭りがあるそうです。郊外に出ると、大沼国定公園が広がり、水芭蕉が花を開いていました。途中で休憩してソフトクリームに舌鼓を打ち、七飯町役場に中宮安一町長を訪ねて暫時懇談しました。そこから北斗市に入り、新幹線の新函館北斗駅前でスナップ写真を撮り、18時前に湯の川温泉のホテルにチェックインしました。
18時15分から2時間強、黒島さんを支えてきた黒潮会の皆さんとの夕食会が行われました。市議歴52年を支え終わった後も会を続けており、元気一杯でした。黒島さんの挨拶に続いて私も挨拶し、乾杯から美味しい夕食となりました。最後に全員で記念写真を撮り、黒島さんと私の2夫婦の写真撮影で締めくくりました。