北京の朝は曇りですが、大気汚染ではないようで、窓から故宮が良く見えました。8時半に荷物を出して朝食。麺が美味しく、満足でした。
10時半にチェックアウトして北京空港に行き、12時半過ぎの便で桂林に向かいました。空港でカップ麺をいただき、さらに機内食も平らげました。国内便は乱れることが多いのですが、予定通りに3時間の飛行で16時ころに着き、空港貴賓室で暫時待機しました。テレビのCCTV番組は、ずっと日本の武道館での「戦没者追悼式」や731部隊の報道の模様などを流していました。今回の追悼式は残念ながら、私は欠席となりました。市の中心部に入ると、ずっと大雨で漓江が溢れんばかりに増水していました。
17時過ぎにホテルにチェックインして、若干のデスクワークをし、18時から1時間弱、桂林市政府の樊新鴻副市長らと会見をしました。まず樊副市長から歓迎のご挨拶と桂林市の状況の説明がありました。漓江の流れと独特の山々の景観を大切にするために周辺を大きく合併し、交通の要衝として他地域とつながり、少数民族など人に特徴があり、多くの産業開発をし、さらに景観を生かした文化的な地域の特性を重視した行政を進めているとのことです。次いで私から、お礼と同時に、終戦の日という特別の日に平和で穏やかな本市を訪ねることができた感慨を述べ、さらに難波奨二さんからご挨拶をしました。19時前から夕食会となり、最先端の素晴らしい中華料理と豊富な話題で盛り上がりました。この地域では、5月には白鳥が飛来して貴重品のキノコを啄むので、その跡を探して人がキノコ狩りをするのだそうです。豚に探させるよりずっと詩情があります。