8時から朝食で、目の前で作ってくれる麺を注文しました。ほんのちょっとですが、重慶料理の特徴の辛みがありました。
9時にホテル内で隣の大会議場棟に移動し、9時15分から「中国国際友好都市大会」に参加した主要来賓と李源潮副主席らとの面会に臨み、順次一人ずつ言葉を交わし、全員で記念写真撮影をしました。その後、大会開会式の会場に移動し、最前列に並べられた大きな椅子に着席しました。9時半から予定を超えて1時間、開会式に出席しました。黄奇帆重慶市長、李小林中国人民対外友好協会会長、ウガンダ副大統領、鳩山由紀夫元日本首相、コックオランダ元首相と挨拶が続いた後に、李源潮副主席が基調講演をし、ティーブレイクを挟んで11時から1時間、司会者を含め6人の代表者による「創新発展・合作共享」というテーマの意見表明に続いて会場からの問題提起と応答があり、今日の全体会議は終了しました。
午後はテーマ別の討論ですが、私は別れて別日程とし、ラフな服装に着替えて、まず近くの火鍋専門店で12時半から1時間強、昼食を取りました。一人ずつ別の鍋で、私には辛くないものが用意され、助かりました。その後、14時半から1時間半ほど、「重慶市抗日戦争遺跡博物館」を見学しました。日本軍の行動に抗して首都を重慶に移し、蒋介石らが山奥の粗末な建物で指揮を執っていた場所で、生い茂る木々には当時の面影はありませんが、古い建物や、何よりも山道に長く続く石の階段が当時を偲ばせました。頼まれて、俄か揮毫もしました。
17時過ぎにホテルに戻り、18時から2時間、大会来賓の歓迎晩餐会に出席しました。会議日程がずれ込み、19時に近くなってやっと参加者が揃い、私の隣席の劉桂平重慶市副市長と李小林会長の挨拶があって、雑技や変面のパフォーマンスや器楽演奏を楽しみながらの会食となりました。途中で李小林さんと話をし、記念品もいただきました。終了後、20時半ころから1時間強、長蛇の車列で重慶市の夜景を楽しみました。