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「宮廷のコバルトブルー 明清官窯復刻展」ご挨拶を掲載しました

景徳鎮展で挨拶

本日、景徳鎮市人民政府 副秘書長の李雪海(り・せつかい)様をはじめとする中国景徳鎮からの代表団と
中国大使館文化部 陳諍(ちんそう)参事官を始めとする、ご来賓の皆様をお迎えし、「宮廷のコバルトブ
ルー 景徳鎮明清官窯(かんよう)復刻展」が無事開幕されることは大変喜ばしく、日本側主催者を代表
して一言ご挨拶申し上げます。

今回は、景徳鎮市人民政府のご協力のもと、中国明清時代の官窯(かんよう)復刻磁器およそ100点を展示
しご紹介いたします。
中国磁器の発展には、皇帝および宮廷で用いる御用器の専用工房である、官窯の存在があったといわれてい
ます。悠久の歴史をもつ景徳鎮陶磁器ですが、中でも、明、清時代はこの官窯で優れた匠の技術と素材の贅
を極めた名品が数多く生み出されました。
会場には、世界の権威あるオークションでおよそ33億円という大変な高値で取引されたという景徳鎮官窯磁
器の復刻品もございます。是非、現代に甦った宮廷愛用品の数々をお楽しみいただければ幸いです。

本年は日中平和友好条約締結40周年の記念すべき年にあたり、私ども日中友好会館は、景徳鎮市人民政府と
共催で2つの日中陶磁器展覧会を開催することといたしました。

1つは本展ですが、もう1つは、10月に景徳鎮において「第二回日本工芸展in景徳鎮九谷焼2018」と題し、
日本を代表する磁器、九谷焼を中国の皆様に展示しご紹介いたします。
日本と中国をそれぞれ代表する磁器を介して、日中相互交流の輪が益々広がり、更に深化することを切に願
っております。

最後になりますが、本展開催にあたりご協力いただきました関係者の皆様、そしてご来賓の皆様に心より御
礼申し上げます。本日は誠に有難うございました。

 

2018年6月20日(水)