8時にホテルをチェックアウトして都営地下鉄で三田に行き、慶應義塾大学を訪ねました。快晴の青空に東京タワーが突き刺さっていました。
8時50分に経済学部の高草木光一教授と落ち合い、9時から12時15分まで、少人数の特別講義を行いました。テーマは「丸山真男と戦後民主主義」というもので、まず第1次限を1時間半、私の生い立ちから60年安保、学生運動と退学から法学部進学と丸山ゼミまで、独演会となりました。15分の休憩も対話で過ごし、10時45分から第2時限を1時間半、前半は戦後民主主義や現代政治と丸山教授に付き話し、後半は出席者との質疑応答をしました。皆さん、丸山先生に付き非常によく勉強しておられ、私も古い記憶を記憶を喚起するのに精一杯でした。準備の無い即席の講義でしたが、何とか責任を果たすことができたかなと思います。その後、経済学部の中村慎助学部長らと昼食懇談をし、13時20分ごろに大学を後にしました。
その後、日中友好会館に急ぎ、14時から2時間弱、公益財団法人の理事会に出席しました。私は理事で会長です。荒井克之理事長が議長を務め、規則改正などの議案をすべて全会一致で決定し、活動報告などを処理して、最後に私から雲南省訪問などに付き報告をしました。終了後、東京駅に急ぎ、16時半の新幹線で帰岡しました。