2006年2月19日 岡山県連 第11回定期大会議案

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大 会 宣 言

 私たち民主党は、先の総選挙で、結党以来初めて、改選前議席を大きく下回る敗北をしました。改革政党として躍進してきた民主党が、小泉自民党に改革への期待を奪われたことを、私たちは真摯に受け止めなければなりません。そして、「政権交代を実現し、二大政党制の確立」による日本政治の改革という私たち民主党の使命の原点に返らなければなりません。

 衆議院で3分の2を超える巨大与党が進める政策は、社会保障制度の見直し、サラリーマン増税、廃止とは言えない議員年金廃止法の成立など、国民の期待を裏切るものであります。また、5年続いた小泉改革が、スローガン倒れの“偽装改革”であったことが証明される多くの問題が一気に噴出しました。さらに、「格差」を拡大し、社会への不平、不満、不公平感を生む結果は、国民の政治への不信を増大させています。

 今こそ、私たちは、真の改革を実現できるのは民主党であることを明らかにしなければなりません。

 2006年は、来年実施される統一地方選挙、参議院選挙に勝利し、政権交代実現への足場を固める重要な一年となります。民主党岡山県連は、昨年の総選挙で、全国的な民主党への逆風が吹く中にありながら、衆議院小選挙区比例代表並立制成立以来、自民党に議席を占められていた岡山県で、小選挙区2議席を獲得するという悲願を果たすことができました。この県民の政権交代実現への期待に応えるためには、これまで以上の日常活動での不断の努力と県連機能強化・改革が求められます。私たちは、現状にとどまることなく、県内の進歩的な勢力と幅広く活動を深化させていきます。労働界はもとより、経済・文化・社会の各種団体と開かれた対話を進め、県内隅々まで足を運ぶことよって、政策(マニフェスト)の中身を高め、実現を目指していきます。

 総選挙で小選挙区2議席獲得した実績と共に、来る統一地方選挙では、民主党の地方議員の勢力拡大を実現し、参議院選挙で勝利を掴み、「民主党岡山県連が政権交代実現の核になる」という気概をもって、民主党の歴史的使命である政権交代を実現するために全力を尽くす1年とすることをここに宣言します。

2006年2月19日
民主党岡山県総支部連合会 第11回定期大会

大会宣言

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