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2月28日(金) 人権、荒井さん、 ET、子ども、合併、挨拶まわり s、法案 s、 US上院

今日は 9時半から、人権政策会議。石毛NC大臣の下に置かれた組織で、人権に関する諸課題に取り組みます。今日は、性同一障害の問題につき、法務省の民事局と人権擁護局の担当者からヒアリング。やっと認識され始めたばかりの課題です。

中座して 10時から、荒井聰さんと民主党北海道本部代表の中沢健次さんらとの話し合いに同席。荒井さんに、道知事候補になるよう強い要請があり、荒井さんは固辞。中沢さんたちは、「なお再考を頼む」と迫り、荒井さんは、「有難いお申し出では光栄ですが、現在の菅執行体制の中での自分の役割を考えると、受けられないのです」と、再度明確に固辞。もの別れですが、みな、前向きで必死です。

11時から、超党派の東ティモール議連。私は会長です。日本政府の招きで来日中の、「受容真実和解委員会」のアニセト・グテレス議長ら5人をお呼びし、30分ですが、和気あいあいの懇談会。羽田孜さんも来られました。2年6ヶ月の期間で、1974年から 99年までの事案につき、事実関係を調査して和解の道を探る作業で、既に8700件の聞き取りを実施し、地方レベルで 1000件、国レベルで8件の和解計画が順調に進みつつあるとのこと。日本政府からの100万ドルの援助で、廃墟となった政治犯刑務所を事務所に改造して使っており、 終了後はこれを人権博物館にするとのこと。私が昨年訪問したところで、政治犯たちが壁に残した落書も保存措置を取っているとのこと。大きな成果を上げられるよう、激励しました。

11時半から、「子ども政策会議」。座長は水島広子さんで、私は副座長。今日は第1回の会議で、進行は事務局長の小宮山洋子さんです。「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律案」、いわゆる出会い系サイト規制法案につき、警察庁担当者と、日弁連子ども人権委員会の山田由紀子委員長と坪井節子委員から、ヒアリング。子どもたちを取り巻く問題状況は深刻ですが、この法案には、射程範囲が広すぎるなどの問題がありそうです。

12時半、「強制的な市町村合併に反対する国会請願行動」に参加の皆さんを、議員面会所前で激励。岡山の皆さんは、既に来られたあとでした。13時半から、電力総連の妻木紀雄会長と意見交換。 14時過ぎ、石井紘基事件の協議。15時半、森林労連の佐々木勲委員長と意見交換。 16時、総合選対本部の前川事務局長と、企画スタッフの持ち方につき協議。その後、挨拶まわり。

17時半から、厚労省担当者と心神喪失者医療観察法案につき協議。次いで、衆議院法制局と民主党の入管難民法改正案につき協議。20時前の新幹線で帰岡。車中で、アメリカ上院のロバート・バード(Robert Byrd)議員の議会発言を読みました。格調高い英語で、ブッシュ政権の行為と上院の沈黙を断罪しています。彼の評価はいろいろのようですが、次の言葉は胸を打ちます。

“ On what is possibly the eve of horrific infliction of death and destruction on the population of the nation of Iraq - a population, I might add, of which over 50% is under age 15 - this chamber is silent.”


東ティモール受容真実和解委員会の皆さんと
「強制的な市町村合併に反対する国会請願行動」に参加の皆さんを、議員面会所前で激励

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