活動日誌 2006年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月31日(金) 総会、本会議、役員会(前原代表辞任)、常幹、両院総会、娘夫婦

参議院議員総会で冒頭挨拶

今日は9時半から、議員総会。私が冒頭挨拶で檄を飛ばしました。「今日は民主党「メール」問題検証チームの報告書が提出されます。午後の両院議員総会での議論と必要な措置を経て、この問題を乗り越え、村岡無罪判決で再浮上した自民党の献金疑惑などをきっかけに、明日からの新年度には必ず全党一致結束し、反転攻勢に転じましょう。」

村岡無罪判決については、滝川証言を採用しない理由を最小限に説明し、証明不十分で無罪とすることでも済んだはずです。しかし判決はこれを越えて、滝川氏が、自民党や旧橋本派に累が及ぶことを防ぐため、引退した村岡氏に責めを負わせる供述をしたとの疑いに言及しました。私には、合議体の裁判所が控訴審を意識しながら、敢えて第1審裁判所の心証を強く表現したのだと思います。議員総会では、この判決は控訴審でも維持されるのではないかとの、私なりの予測も述べました。

10時から30分ほど、本会議。日切れ関連案件の採決で、独立行政法人関連法案はすべて、無内容なので反対し、児童手当法改正案も反対。その他は賛成。これで年度内に処理すべき案件は、すべて可決、成立しました。

その後は、取材や電話連絡。民主党執行部の動きが激しいようです。12時から、ソメイヨシノが満開になり枝垂桜も開きかけた参議院議長公邸で、議長主催の全議員懇談会。和気藹々のひと時を過ごしました。

13時から、臨時役員会。議題はメール検証報告書の扱いなのですが、冒頭に前原代表が発言を求められ、メール問題に端を発した党の危機を打開するには、永田議員の辞職如何にかかわらず、体制一新が不可欠であり、そのため前原代表ご自身が辞任する旨を表明されました。各自が意見を述べ、私も、参議院側の役員がベテランとして充分に若手を支えることが出来なかったことを陳謝し、代表の決断を重く受け止め、これをしっかり活かすように努める旨を申し上げました。

その後、報告書につき協議。何しろ40ページに及ぶ大部のものですが、核心部分の説明を聞き、事実の解明も可能な限り核心に迫り、問題点の指摘も適切なので、了承。永田議員から前原代表宛の書面による議員辞職の意思表示も披露されました。

14時から40分ほど、常任幹事会。冒頭、前原代表から辞意表明があり、永田議員の議員辞職表明も披露され、了承。検証報告書も、西澤孝氏の事情聴取報告書と共に協議に付され、了承。15時から30分ほど、両院議員総会。テレビカメラの放列の中、前原代表が辞意表明され、検証報告書の説明があり、特に発言はなく全員で了承しました。永田議員の議員辞職も確定的となり、全党を挙げて、関係者の重大決意を最大限活かし切ることを心で誓い合いました。

民主党両院議員総会

その後、取材や電話取材など。16時半過ぎ、議員会館を発ち、妻と落ち合ってJRで国立へ。谷保駅近くで、娘夫婦と3人の孫が両方の両親をお食事に誘ってくれました。結婚10年になるのです。18時過ぎから2時間近く、忙中閑ありで楽しいひと時を過ごしました。20時過ぎに都心に向かい、21時過ぎから国のかたち研究会の同僚議員と意見交換しました。


娘夫婦、3人の孫と両方の両親

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