江田五月活動日誌 2012年5月 | >>日程表 | ホーム/総目次/5月目次/ 前へ|次へ |
王馬居民住宅団地で−到着 今日は、朝食後、9時にホテルを出て車列で杭州市内の王馬居民住宅団地の見学に行きました。連合町内会ほどの大きさでしょうか、ごく普通の庶民の居住する集合住宅街のようでした。市政府と共産党の居住民組織があり、日々の生活につき細かく支援体制を作っています。事務所の受付もたくさんの相談窓口に別れており、「以民為本 為民解困 為民服務」という標語が大きく書かれ、サービス内容が分かりやすくタッチパネルに表示されていました。
中に入ると、公民館の文化活動のような様子で、図書館も将棋コーナーもあり、書画教室ではつい「有朋自遠方」の書を英語で解説し、「龍翔鳳舞」と揮毫しました。外には卓球台があり、高井さんも一戦。遊具が高齢者用で、がん患者の集まりがあるのにも感心しました。集会所で、住民の皆さんの演芸で歓迎され、太極拳、唐時代の舞踊、二胡、越劇に続いて、フアッションショーもありました。もち論、素人で退職後の高齢者ですが、女性の場合は50歳以上とのこと。さらに対話集会も行い、モハエ元大統領に続いて私も、この30数年の変化を振り返り、改革開放の成功を祝しました。12時前に戻って、昼食後、14時から対話活動の第2セッションです。
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第2セッション−陳副主席と会談 14時前に、モハエ元大統領、私と高井さんらで、全国政治協商会議副主席を兼ねる国際交流協会の陳宗興副会長と会談しました。続いて14時から、対話活動の第2セッションに入りました。テーマは「新しい地域社会と協調」で、私も前席に座り、まず陳副会長、モハエ元大統領と浙江省政治協商会議の姚克副主席が基調報告をし、コーヒーブレイク。15時から17時前まで自由討議で、杭州市人民政府の許保水副秘書長、ポーランド故里公民協会委員会のハーバー副主席、杭州市区衛生服務センターの鄭国松主任、インドのデリー研究会のジョリ会長とキューバのアジア・アフリカ・ラテンアメリカ人民連帯委員会政治部のヴァスケス主任が、それぞれの国や地域の経験などを述べ、参加者から自由な発言が続きました。
終了後、17時過ぎにホテルを出て別のホテルに行き、17時半過ぎから30分ほど、中国共産党杭州市委員会の黄坤明書記と会談し、私も午前中の見学の感想を述べました。続いて18時から、杭州市人民政府による歓迎レセプションで、許さんとカナダのコップス元副総理の挨拶と乾杯から夕食懇談に移り、速度を上げて19時半前に終了。
19時45分から21時過ぎまで西湖畔で、「印象西湖」という水上ショーを鑑賞しました。完成度が高く印象深い演出で、「鵲の 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける」を思い出しました。
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