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仙台市街 |
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今日はみどりの日で、被災地視察3日目です。仙台のホテルの窓外は、雨こそ止んでいましたが、本曇り。東北の太平洋側は、終日雨が本降りとのこと。石田さんのほか申谷さんにも加わっていただき、被災地視察3日目に出掛けました。
9時半過ぎに出て、渋滞中の東北道を北上し、花巻ジャンクションから東に逸れて遠野市へ。猿ヶ石川の堤は延々と、見事な満開の桜が連なっていました。13時に遠野食肉センターで、びっくりするほど美味しい名産のジンギスカンで昼食。さらに新しい仙人峠道路経由で釜石市へ。
市内をまっすぐに太平洋岸まで進み、右折して海岸線を走ると、いたるところに津波の被害跡が広がり、瓦礫の山やその処理場が見られました。さらに鵜住居川の右岸を上る道路を、冠水で通行止めになる寸前に通過し、15時過ぎに釜石地方森林組合木材流通センターに到着。事務所が津波に襲われて組合長は死亡し、職員にも多くの被害が出たところです。新たな試みとして事務所兼復興住宅のモデルハウスを建築中で、間伐材を使った「森の貯金箱FSB(Forest stock in building)工法」の説明を聞き、質疑応答。さらに鵜住居インター近くの造成地に移り、組合事務所移転先に企画されているスマートコミュニティー構想の説明を聞きました。小規模火力発電所の構想もあります。