江田五月活動日誌 2013年11月 >>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ

11月4日(月) 北京秋天、総工会、木寺大使、帰国へ、羽田へ、「私は負けない」、帰着

 今日は、7時半過ぎに起床すると、窓からの故宮の景色は、昨日に勝る北京秋天でした。これから朝食後、チェックアウトして、活動開始。午後は帰国の旅です。

北京秋天

 9時半にホテルを出て、10時から1時間強、水岡俊一さん、槇枝弁護士らとともに中華全国総工会に行き、中国職工対外交流中心の彭勇秘書長、李曉波副秘書長らと会談しました。中国全土の労働組合の連合組織で、組合員数は2億8千万人に上り、国際交流にも精力的に取り組み、日本の連合とも友誼関係を続けています。

総工会で - 会談
同 - 記念写真

 12時から1時間強、木寺昌人日本大使主催の昼食会にお招きいただき、日本食でゆっくりと歓談しました。大使は間もなく着任1年になり、困難な中でも精力的に活動を続けておられます。

木寺大使昼食会

 14時過ぎに空港待合室に入り、16時前の便で羽田に戻ります。

北京空港待合室で

 北京首都国際空港では、15時半過ぎには機内に乗り込んだのですが、着陸機が相次ぎ、離陸が遅れて16時半前となりました。2時間40分の飛行と1時間の時差で、日本時間の20時10分に羽田空港着陸。

 その間に、読みかけの村木厚子さんの「私は負けない『郵政不正事件』はこうして作られた」を読了。私が法相時代に、村木さんに法制審議会の特別部会の委員就任をお願いした経緯も出てきます。貴重な経験を刑事司法改革にぜひ役立たせてほしいと思い、お願いしました。証拠開示、取り調べ可視化、人質司法解消は、漸進的手法ではあっても、目標をしっかり定めて確実に前進させなければならないと思います。この本を読んで、無罪判決後に役人生活に戻り、厚労省の事務次官に起用された村木さんの勇気ある本書の出版に敬意を表するとともに、改めて刑事司法改革の決断の必要を確信しました。

 入国手続き等を済ませ、20時半に迎えの車に乗り、議員宿舎に帰り着いたのは、21時過ぎになりました。

帰着

2013年11月4日(月)

>>日程表 ホーム総目次11月目次前へ次へ