2000年3月30日
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許せない!
政策決定に絡み政治を使って金儲け

民主党「ビデオ・メッセージ」より

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司法部門で一番重要なのは司法制度改革で、今のキャリアシステムの裁判官を大きくかえて法曹一元にしよう、こういうことに取り組みたいのですが、どうもこのところそんなことより利権ものが多くなってイヤになります。

政治家に対して、山口敏夫、友部達夫、それから阿部文男、つぎつぎ司法のきびしい判断が出される。もう、うんざりですね。

ところがうんざりはそれだけにとどまらないんで、小渕内閣もタガがゆるみましたね。たとえば越智通雄さん。金融再生委員長として金融機関をしっかり監督しなきゃいけないのに、この皆さんを集めて「私が手心を加えるから」というようなことですから。これはあまりにひどいので即刻クビになりましたが。

警察もひどいです。神奈川県警の事件で、保利国家公安委員長が指示を出して特別監察。ところが新潟で、監察する方とされる方が一緒になって、雪見酒に麻雀としゃれ込んでいるのですから、これはもうどうにもなりません。自分の思う監察ができていないと腹を立てて、本当にもうきびしくと保利さんやらなきゃいけないのに、会議は持ち回りで、警察庁が言ってくるのをそのまま鵜呑みにしているというのですから、処分の中身は軽いし、こんな人に改革はもうできないんですね。

そして一番重要なのがやっぱり小渕内閣総理大臣、その人なのですよ。ドコモ株でね。はじめは田舎の方の配当もない株を持たされていたんだ、ところがいつのまにやらこれが金のしゃちほこに変わってしまったというのですが、いつのまにやらじゃないんです。ちゃんと小渕さんが、いろんな調査会の会長とかをやりながらですね、ドコモを分離をする、それを地方で分割する、それをこのポケベル会社と一体化させる、そういう政策決定に全部絡んで、政治を使って金儲けをする錬金術。

どうも、私は、沖縄でも見せかけと別に、小渕錬金術が行われているのではないかという疑いを持ってます。

こういう政治を続けていては、庶民が浮かばれません。一刻も早く終わりにして、私たちの政権を作るために、司法の場面でも全力をつくします。


2000年3月30日
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