2015年5月28日 |
2015年5月20日
民主党・新緑風会 江田五月
国の統治機構に関する調査会
〈委員間の意見交換〉
参考人からの意見聴取等を踏まえ、国と地方の関係について、中間報告の取りまとめに向け、委員間の意見交換を行った。
国の統治機構に関する調査会 江田五月委員の発言(概要)
元来、政治は生活であり、現代における我々の生活は政治を離れて成り立たない。 生活の主体は、地域で生活している一人一人の市民である。
地方自治、市民自治という統治構造は、主役である市民が日常生活を決定する上で、自己決定のシステムを持つことである。
国から地方に権限を移譲するのではなく、主体はまず基礎自治体、次に都道府県にあり、その上で国でなければできないことは国が行うという補完性の原理が重要である。
さらに、国家で対応できない環境問題、人権問題、戦争と平和等に関することは、国連等の国際機関に権限を移譲するというように、地球市民の自己決定システムを構築するという発想を持ちたいと考えている。
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