2016年3月29日

戻るホーム2016目次前へ次へ


2016年3月26日RSKイブニングニュース 国会報告


国会報告です。
今週は民主党の江田五月さんです。
   こんばんは。よろしくお願いいたします。
民主党は明日、民進党、新しい党になりますね。
  民主党という名前で出るのは今日が最後で、是非皆さんに民進党「国民と共に進む党」、これをぜひ覚えてもらいたいと思います。
率直にはどう受け止められていらっしゃるんでしょうか。
  私はね、足掛け40年ということになるんですけれども、政治をずっとやってきて、20 年前に民主党ができて、新・民主党で18年間やってきたんですが、政権は取った。私が最初から志したのは、政権交代のある政治を目指すことで、民主党で政権交代をした。これは、大変大きな成果だったと思います。しかし、政権交代政治の第1幕が民主党という名前でやって、終わったんです。だけど、政治というのは続きますから、これから第2幕が始まるのです。そこで、衣替えをして民進党という名前で新しく、もう一度政権交代のある政治をスタートさせようということで、大きな希望をもってスタート出来ると思っています。
ただ江田さんは、次の参院選には出馬せず後進に道を譲るというご決断をされました。

 前回が去年の暮でしたよね。その時にはまだ出馬しないというのは表明してなかったんですが、改めて本当に皆さんにお世話になってまいりました。今年の5月の誕生日で75歳で、いわゆる後期高齢者。7月になると政治に乗り出して足掛け40年。これはね、皆さんにまだ惜しいよと言われているうちに、ちゃんと次にバトンタッチしなきゃいけない。 時は流れるし、人には寿命がある。やっぱりちゃんと次へ次へとバトンタッチしていくことが、我々の重要な仕事なんで、ここは、若いものに一つ是非やらせて頂こうと決断しました。今度の参議院選挙は、自民党のほうも私たち民進党の方も30代前半というね、大変若い者が頑張っていくんで、有権者の皆さんに良いバトンタッチができるようにお願いしたいと思いますね。

江田さんとしてはどんな思いで若い人たちに託していきたいというふうに思ってらっしゃいますか。

  私は、率直に言ってね。私は、こんな政治を残すためにやってきたんじゃないなという、そんな忸怩たる思いはあるんですよ。私がやってきたことは2つあって、一つは政権交代政治で 、これはこれからまだ続きます。もう一つは、市民の政治。 利権の政治や官僚の政治じゃなくて、ほんとの市民の政治を作りたいという思いでやってきたのに、なんか最近見てますと、論争も非常に質が低い、子供のチャンバラみたいなね。 一番の原因は、最高権力者である安倍首相にあると、あの論争の仕方は何だと、こう言いたいんですけども。世界中がそういう状況になって、アメリカでトランプという人が出てきているでしょう。私は人間というのは、二つの面がある。一つは、非常に素晴らしいきれいな面、もう一つは、悪魔の面が人間にはあるんです。悪魔の面を刺激して、権力をとってやろうというのは、これはいけないんです。文明じゃない、そういうのは。もっと 高い文明の程度にちゃんとふさわしい政治にしていかなきゃいけないんです。アメリカでも日本でも北朝鮮でも、或いはISでもヨーロッパでも、世界中がそういう非常に危ないところに来ているんです。これは若い皆さんに是非ね 、 もっと品格のある政治をやってくださいと、これをほんとに託したいですよね。
どうも長い間、ありがとうございました。
 

ありがとうございました。

2016年3月29日 3月26日RSKイブニングニュース 国会報告

戻るホーム2016目次 前へ次へ