今日は、8時から「日中21世紀の会」で朝日新聞論説委員の木村伊量さんの「ブッシュ新政権と流動化する東アジア」との講演。木村さんは、私が社民連代表に就任したときの、若き担当記者でした。

講演の要点。「アメリカは、自国の国益第一に、内向き政策を取って来ると思われます。世界の各地域の安全保障は、その地域の警察力に委ね（regional cop）、「優越性のもたらす諸問題」を減らし、被害者も支出もより少なく（few body, less money）しようとするでしょう。安全保障（政権の要請）、世界市場（産業界の要請）、国際人権（議会の要請）の3つを解く答はなく、その時々でバランスを取っていくほかありません（アーミテージ）。」

9時から、NPO委員会。国会論戦を報告し、新しく作ったリーフレット（お分けできます。ご連絡下さい。）を活用したフォーラムやNPO設立支援活動を、全党で行うよう要請することにしました。

9時半、議員総会。10時、本会議。雇用対策につき質疑。犯給法、医師法改正（障害者欠格条項の適正化）等が成立。出席議員186人は、ちょっと問題。選対幹部と中四国ブロック議員との話し合い。

11時15分、保岡前法相と超党派の司法改革議員懇の打ち合わせ。

12時から議長公邸で、議長主催の全議員懇親会。都会の真ん中とは思えない広い庭で、しばし春を満喫しました。その間、衆議院本会議でDV法が可決成立しました。画期的なことです。デスクワークの後、15時前の新幹線で帰岡。

18時半から、民主党岡山県第2区総支部の打ち合わせ。

今日は、掲示板の諸兄には申し訳ありませんが、朝はゆっくり起き、午前中は庭の草取りをしました。

12時から、旭川の河川敷で、宇野学区五月会の皆さん30人ほどで、花見。土手には満開の桜が、延々と続いています。日差しが強く、暑いほど。オックスフォード大学のサラ・ハイドさんも、今日が岡山最後の日なのに、参加してくれました。平成デフレも政治空白も、花の魅力を減殺することは出来ません。

14時半、「ペリネイト母と子の病院」の「ピカピカの一年生」御座舟の旅へ。220人の新1年生と家族で、500人以上の人が、2組に分かれ御座舟で児島湾を一周。6年前、この病院で600人ほどの子どもを取り上げたそうです。記念撮影だけ、ご一緒できました。この子たちの「いのちと未来」のために、政治がしなければならないことが、いっぱい有るはずです。

15時から、民主党岡山県連の常任幹事会。政治情勢の報告をし、特に、千葉県知事選と田中甲さんの件で、民主党の「労組依存色」をどう払拭するかが課題となっていることを説明しました。

参院選の比例区の取り組みについて、産別候補の自己完結での取り組みとは別に、市民候補の応援の仕方を具体的に検討することにしました。それぞれの候補が県内に持っている広がりを、個別に掘り起こす努力をします。4月28日には、第2区総支部の大会、5月26日には、県連大会を開きます。着々と体制を整えていきます。

20時からさらに自宅で、第2区問題の協議。

今日は、11時から黒住教の主要行事のひとつ、宗忠神社の「御神幸」が行われました。大元と後楽園との間を、黒住宗晴教主のご一行が往復されます。後楽園で、「御旅所の儀」が行われます。花見客で大渋滞なので、車を降りて駆けつけ、やっと間に合うと、最前列に案内され、参加者代表のひとりとして玉串奉奠をしました。初夏かと思うほどの陽射しに、周囲にうっそうと茂る楠も葉が輝き、奏楽に合わせた舞姫も汗だくだくだったでしょう。教主は私の高校先輩だし、こういう雰囲気も結構好きです。

12時過ぎ、一宮五月会の皆さんの桃見会。岡山は白桃の産地ですが、中でも板野さんは、毎年賞をいただく篤農家です。今日はその板野農園で、満開の桃の花を愛でながら、50人ほどで賑やかにいのししの焼肉パーティー。石田みえさんも顔を出し、決意を述べました。

16時から、連合岡山と民主党県連の定期協議。それぞれ3役が揃い、まず県連代表の私と真鍋連合会長から挨拶と基調報告。合同企画会議を立ち上げ、以下その会議の会合に切り替え、2時間協議しました。今日は、両者の基本的関係、それぞれの参院選に臨む基本的態度、重なる部分と異なる部分の確認、その上で緊密な協力を行うことの確認などを話し合い、今後これを具体化することになりました。

18時から2時間、懇親会。石田みえさんの乾杯で始まり、最後ははたともこさんの3・3・7拍子で締めました。

21時から夜半まで、2区協議。

昨日の美作町議選で、民主党推薦の堂良行候補は票を伸ばして当選。

今日は、7時半に自宅を発って、労働組合の挨拶まわり。連合岡山が先月末、参議院岡山選挙区の予定候補である石田みえさんの推薦を決め、4月1日には政策協定にも調印したので、お礼と一層のご支援のお願いです。自動車、鉄鋼、造船重機、教組、自治労、情報、運輸。「労組依存色」イメージをどう払拭するかなど、理解を求めました。

岡山は定数減で1名区となり、その上橋本首相再登板の流れで、首相のお膝下で総務大臣と闘うことになります。鬱陶しいことです。しかし岡山県民にとっては、チャンス到来。石田が勝てば、相手は落選。地元から首相批判の直撃一発だけで、鬱陶しさは一気に拭われ、全国一斉に晴れ上がります。県民の責任重大です。

14時過ぎの新幹線で新横浜経由で鎌倉へ。「ＮＰＯフォーラム in 鎌倉」のパネリストとして、比例区予定候補の高比良正司さんらと出席し、50人ほどの参加者と2時間、密度の濃い議論をしました。高比良さんは、さすが現場経験豊富で、具体的で説得力に富むお話でした。

私は、まずＮＰＯという言葉を覚えていただくこと、これが将来、わが国のＧＤＰの1割を占めるようになると、経済や雇用の在り方が21世紀型に変わって来ること、税制優遇により減税をするが、その分だけ、民間の中で資金が動くこと、これにより、政府が直接行ったり、補助金で民間にやらせたりするより、ずっと質も高く効率も良いサービスが市民に行き渡ること、そして簡素で引き締まった行政になることを訴えました。

週明けは株価下落です。政府の緊急経済対策や橋本カムバックの動きに対する市場の失望感の表れだと思います。民主党の責任重です。

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自民岡山は、予備選実施せず

自民党岡山県連は、全国に先駆けて、予備選を実施しないと決めたようです。岡山で橋本さんに批判票が出ると、ましてその方が多くなったりすると、「えらいこっちゃ」と言うわけです。

多分、逢沢一郎さんは小泉支援で動くでしょう。あらかじめこの動きを封じ込める意味もあります。

自民岡山の体質を、県民はしっかり記憶しておいて下さい。

4月10日(火)12時　自民岡山、方針変更

自民党岡山県連は、これまで、予備選は行わないとしてきました。しかし、さすがにこれでは、強い批判を免れないと分かったのか、方針変更をするようです。

全国のほとんどで予備選が実施されることになったことを踏まえ、県選出の国会議員が、本日午前、東京で会合を開き、予備選実施の方針を決めたそうです。12日の県連役員会で決めるのだとか。

私の批判が、効を奏したのかどうか分かりませんが、自民党の漂流が始まったのは事実のようですね。

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司法改革、役員会、訪韓、北岡さん、高比良さん

今日は、10時半から司法改革フォーラムの久米教授らから、ロースクールと最高裁改革につきお話を伺いました。（1）司法試験について、ロースクール卒業生とそれ以外に、何の差も設けないようにすること、（2）司法試験合格者から、判・検事、弁護士を直ちに採用し、新任の判・検事に有給無料で行う司法研修所教育を、希望する弁護士にも有料で行うこと（ご主張を私なりに整理）、（3）最高裁判事に、司法行政の職務を分担させることなどです。

12時から、常任役員会。森首相の辞任が正式に表明され、自民党の総裁選挙が行われます。そこで、次期内閣が出来るまで、内閣提出の法案につき誰が責任を持って答弁するのか、判然としなくなりました。そこで、12日からは委員会での法案審議は出来なくなります。野党は、この方針で足並みを揃えます。

民主党はその間、鳩山代表が訪韓します。教科書問題が燃えさかっており、胸襟を開いた意見交換が必要です。私も参議院側から同行することになりました。

13時半から、岡山2区の協議。15時半、ロスアンジェルスの北岡和義さんが尋ねてきました。30年来の親友で、現地で報道の仕事をしています。16時半から、来客。その間、頼まれた随筆の原稿書き。17時半、水島広子さん。

18時半から、高比良正司さんを激励する会（NPO夢ネットのつどい）。高比良さんは、「子ども劇場」に半生を捧げてこられたNPOのリーダーで、比例区に民主党公認で立候補されます。国会議員では、私と小宮山洋子さんが支援責任者です。鳩山代表、金田さん、河村さんも駆けつけ、300人以上の賑わいで、ザ・ニュースペーパーの抱腹絶倒のコントから始まり、盛り上がりました。

高比良さんのお話。「なぜ政治か。（1）NPO活動の成果を政治に定着させる、（2）市民が自由に関われる政治にする、（3）子ども、NPO、芸術文化など、やりたいことがあるから。なぜ民主党か。（1）NPO支援を重要課題に掲げている、（2）芸術文化振興を党と約束できた、（3）多様性のある政党だから。NPOネットワークが生き生きと広く活動することで、社会を変えましょう。あなたもNPO夢ネットになって下さい。」