今日は終日、視察日程でした。8時過ぎにホテルを発ち、9時から杭州経済技術開発区の視察。まず1時間、張学寧副主任から説明を聞きました。携帯電話、半導体、家電製品が主力の、大規模の工業団地で、立地も優れており、インフラも整備されているとのこと。何より、労働力が豊富です。
10時半から、大学区を見て回りました。現在までに学生数4万人の大学群を設置し、将来は8大学、学生数11万人にするそうです。逝江省では逝江大学を含め学生数20万人になるそうです。
11時前から、泰爾茂を視察。テルモのことで、全額を日本の資本で経営。ほかにもう一社、合弁があるそうです。年に3〜400人ほど従業員数を増加させていますが、3000人ほどが限界だとのこと。成功例で、製品は主として汎用カテーテル。日本に輸出しています。
12時から招宴。田舎料理とのことで、野性味一杯で真に美味。
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杭州ハイテク工場視察 |
13時に出発し、書道で有名な西冷印社へ。ちょっとゆっくりしました。15時には、杭州高新技術産業開発区へ。ハイテクに特化した大規模の工業団地です。姜云龍局長から説明を聞き、建物の屋上で全景を見ました。まだこれからですが、今の中国の勢いだと、あっという間に大団地が出現するでしょう。
16時過ぎから日本資本のフェロテック社へ。賀総経理から成功の要諦を聞きました。幹部社員に中国人を登用すること、従業員の利益向上に徹すること、幹部が率先して働くことです。その後、周辺をバスで視察。
18時半から、杭州市と岐阜市の姉妹縁組を記念した賓館で、ハイテク開発区による招宴。陳述主任も参加してくれ、歌も出て大いに盛り上がり、私もアカペラで「北国の春」と「草原情歌」を歌いました。その後、若干の買い物。