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11月11日(月) 駅前演説、挨拶まわり、人権委、支持率
駅前街宣

今日は、恒例の駅前演説「おはよう730、民主党です!」に、8時から参加。津村啓介さんと県連幹事の綾大介さんの後を受けて、臨時国会の報告と民主党出直しの課題につき話しました。

喫茶店でモーニング。10時から、久し振りに支持者の挨拶まわりへ。週末しか地元に居られないので、会社関係の挨拶まわりは、特に予定を立てなければ出来ないのです。

日ごろのご無沙汰をお詫びし、参議院国家基本政策委員長就任の報告をし、民主党の現状についての私の見方を述べ、質問やご意見を伺います。経済、医療、教育、政局、地元の課題など、話題はさまざま。1月26日の地元企画への協力もお願いします。夕食は、妻と外食。最終新幹線で上京。

名古屋刑務所の特別公務員暴行凌虐致傷事件が報道されました。7日の法務委員会で、私も軽く触れましたが、答弁は極力ひた隠しの姿勢でした。名古屋には致死事件もあり、岡山刑務所にも飛び火しそうです。法務省から、こうした事件を根絶する決意が伝わって来ません。小泉内閣は、新たに設ける人権委員会を、こんな役所の所轄としようというのです。いくら独立行政委員会だといってみても、説得力はありません。

世論調査で、民主党の支持率がさらに急落。解党的出直ししかありません。



11月12日(火) 法務・国土、法務委(参考人)、人権修正案、心神修正

今日は8時から、NC法務・国土交通部門合同会議で、藤木良明教授からマンションの修繕・再生につきヒアリング。古いマンションは、年を経たことによる味があるものであり、持続したものの持つ価値を見直す必要があるという問題提起です。区分所有法とマンション建替え円滑化法の改正案は、この観点から見ると、批判が出てきそうです。

10時から12時半まで、次いで午後も14時から16時半まで、法務委員会で人権擁護法案につき参考人質疑。午前中は、塩野宏教授、石井修平さん、岡村勲弁護士で、民主は千葉さんが質疑。午後は、藤原精吾弁護士、茗荷完二さん、山崎公士教授で、角田さんが質疑。塩野教授が、「人権委員会の所轄については、行政委員会として実質的に独立した権限が行使されることが大切なのであって、法務省が唯一の選択肢とは思わない」と述べられたことが印象的でした。

昼、地元から中田倉敷市長らが道路関係の要請。来客。15時40分、NC会議に出席して、人権擁護法案の審議につき、現状の報告。抜本修正を目指す民主党の修正案を説明し、この案で修正交渉に臨むことが了承されました。しかし、時間もなく、名古屋刑務所の事件で法務省の人権意識に対する信頼もないので、修正合意は容易ではありません。

17時から1時間半、心神喪失者医療観察法案の修正協議につき、関係者で詰めた協議。審判の対象につき、与党から文言の大変更が持ちかけられているので、本気で検討します。しかし、感触だけ示され、後は阿吽の呼吸というわけにはいきません。具体的な検討が出来るよう、修正案の提示を求めます。


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