江田五月 活動日誌 2002年4月 (24〜25) | >>日程表 | ホーム/総目次/4月目次/ 前へ|次へ |
今日は8時から1時間、吉田之久さんの主宰される安全保障研究センターの月例会で、ジム・アワーさんの話を聞きました。久しぶりに吉田さんのお元気な姿を拝見。20年近く前でしょうか、アワーさんとは、彼がペンタゴンのアジア課長だった頃、ペンタゴンでお会いしました。今日のお話は、集団的自衛権の必要についてです。
9時過ぎ、法務省担当者から、大阪高検検事の件につき説明聴取。調査活動費に関する資料の提出を求めました。9時半から、議員総会。10時から、本会議。人権擁護法案の趣旨説明が行われ、福山哲郎さんが鋭く質問。次いで、農業関係2法につき、羽田雄一郎さんが質問。司法書士法等改正案外3法案につき採決し、すべて可決・成立。
12時から、国対・理事合同会議。12時50分、憲法調査会幹事会。13時から調査会。戸松秀典教授から、基本的人権につきヒアリングの後、大塚耕平さんらが質問。
教授のお話。「人権は、その規定の仕方よりも、政治過程と司法過程のダイナミックな相互作用によって出来上がる人権実態が重要で、研究者はこの過程や実態を調査研究し、その成果を示すことが役割。それ以上に、憲法規範についての判断を示すことは、ひとりの研究者の役割ではありません。」wertfrei(価値中立的)ということでしょうが、ウーン。
15時半から、法務省担当者とやりとり。16時半、来客。18時前、「菅直人さんを囲む日本再生シンポジウムと懇親の夕べ」。小野善康教授、高野孟さんと菅さんの話は、なかなか刺激的で面白く、懇親会は民主党議員も多く集まり、大盛況でした。私は中締めで、お礼の挨拶。終わって、米山久美子さん、福馬恵美子さんらと一杯。
今日は8時から1時間、司法と精神医療の連携に関するPT役員会で、民主党の対案につき衆議院法制局の皆さんと協議。論点につき決断し、まとめの方向付けをしました。同時刻の緊急事態法制に関する会議は、欠席。
9時から、法務部門会議。新潟補選応援のため私が欠席した23日のNC会議で、夫婦別姓選択制についての民主党の方針を変更しないことが確認されたとの報告がありました。ホッとしました。衆・参の法務委員会の審議状況や、大阪高検検事問題を協議しました。
10時から法務委員会。午前中は、大阪高検検事問題につき集中質疑。(1)三井検事の犯罪とその背景を明らかすることと、(2)調査活動費問題についての三井検事の内部告発を口封じするための逮捕かどうかを明らかにすることの、2つの課題があります。いずれも、真相を白日の下に晒し、正すべきは正し、検察の信頼を回復することが急務です。検察が取り組まねばならない重要課題が、すぐそこに待っているのですから。小川敏夫さんが質問。
12時過ぎ、国のかたち研究会。13時から法務委員会。商法改正案の質疑で、小川さんが質問。私は中座して、法務省担当者と協議。商法の質疑は連休明けにも続きます。
17時前、遅れて民主党・新緑風会の研修会に出席。曽根泰教教授の講演と藁科満治さんの報告。18時から懇親会。同時に裁判官弾劾裁判所の懇親会。ゲームソフトについての今日の最高裁判決で、ユーザー側が完勝したので、20時から岡山が本店の「卜傳」で、弁護士さんたちを含めた懇親会があり、顔を出しました。
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