江田五月 活動日誌 2002年5月 (30〜31) | >>日程表 | ホーム/総目次/5月目次/ 前へ|次へ |
今日は9時から法務部門会議。まず、死刑廃止議員連盟の金田誠一副会長らから、議連事務局の刑法改正案の説明を聞きました。仮出獄の適用のない重懲役等を作り、死刑を廃止しようというもの。今後、これを素材に死刑問題の議論を始めます。衆・参の法務委員会につき意見交換。
10時から法務委員会で、テロ資金取締法案の趣旨説明を聴取。10時半から、世界連邦日本国会委員会の総会。議事の後、「世界がもし100人の村だったら」というインターネット民話を出版された池田香代子さんの話を伺いました。英語の原文を日本語にする際の細かな配慮に感心し、アフガン難民との対話に胸を打たれました。
「アナージュという単位をご存知ですか。痛みの単位で、鼻毛(hanageをフランス語でお読みください。)1本を垂直に1g.で引き抜いたときの痛みです。これを単位として、すべての痛みを数値化するのです。」知りませんでした。
11時半から国のかたち研究会。国会終盤の情勢につき情報交換。デスクワーク。15時からNC会議。鳩山代表が、「漂流国会を延長しても、成果がないことは明らかで、反対です。」と明言。政府は、テロ特措法に基づく基本計画を6ヶ月延長することを決定し、国会に報告しました。しかし、この計画に基づく対応措置としての自衛隊派遣期間の延長は、新たな対応措置と評価すべきものなので、民主党は国会承認が必要だと考え、衆・参で必要な行動をとります。行政機関の保有する個人情報保護法案については、反対で野党各党の意見をまとめます。有明海特措法案の中間報告を了承。
16時半、遅れて子ども政策PTへ。国連子ども特別総会の報告です。採択された文書の第1章「宣言」では、最初に「子ども最優先」原則が採用されました。(1)Put children first. In all actions related to children, the best interests of the child shall be a primary consideration.というものです。選択議定書の署名が遅かったことに、苦言を呈しておきました。
17時過ぎ、女性議員擁立のための「全議員研修会」。連合政治センターの鈴木英幸事務局長が、連合の行った意識調査に基づき、特に女性の政治意識を中心に厳しい意見を訴えられました。
18時過ぎ、日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CVDJ)の通常総代会懇親パーティー。19時から、有志とすきやきで一杯。
今日は、9時半から議員総会。角田会長が、「会期延長は反対し、悪い法律は潰す!」と檄。10時から本会議。地球温暖化枠組条約の京都議定書締結を承認し、地球温暖化対策推進法改正案、省エネ法と新エネ法の改正案等を可決しました。
10時半から、議院運営委員長の山崎正昭さんに、禁煙推進議員連盟の小宮山洋子事務局長ら数人で面会。参議院でも、衆議院と同じく、全委員会を禁煙とするようお願いしました。今日は、「世界禁煙デー」です。
取材。来客。デスクワーク。14時から、「国民共通番号制に反対する会」の櫻井よしこさん、三枝成彰さん、森本敏さんらが、住基ネットと個人情報保護法案に反対の記者会見をするので、聞きに行きました。防衛庁のリスト作成事件があり、行政個人情報保護法の危険性も明らかになってきました。
16時から、人権擁護法案につき検討会。会期延長がなければ、参議院通過もおぼつかなくなってきましたが、延長があれば、事態は一変します。民主党の修正案に基づき、どこまで修正できるか、厳しい攻防を覚悟しなければなりません。
18時前の新幹線で帰岡。21時半、岡山駅から直行で、今日で店じまいという喫茶店のお別れ会へ。皆待っていてくれました。
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