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9月24日(火) 党大会、幹事長人事、座礁?

今日は、民主党大会の第2日で、鳩山代表の演説があります。

8時過ぎ、マスコミの方からの電話で、深夜の2時過ぎに、役員人事の大綱が決まったらしいがと、その内容を伝えてきました。幹事長は、中野寛成さんではありませんでした。私は、相談されていないし、その内容で菅さんが、何かのポストを受けることにはならないと答えました。徹夜で、人事をめぐる激しい駆け引きがあったようです。

10時から大会に出席。鳩山新代表の演説は、ニュー鳩山として、「旧党派」の垣根をなくして、求心力を発揮するといった内容で、新鮮味はありませんでした。しかし最後に、中野さんの幹事長起用に言及されたときには、皆唖然として、拍手もまばらでした。中野さん本人は立派な方で、私も何でも話せる仲ですが、この人事では、「旧党派」はどうなるのでしょう。代表選立候補断念と鳩山さん支持の経過に照らしても、裏取引の有無など、鳩山代表にかなりの説明責任があります。最初からこの人事では、風通しのいい、公明正大な党運営に重大な懸念が生じます。

大会終了後直ちに、菅選対の世話人らが集まって、今後の対応を協議しました。菅さんはもちろん一兵卒で、党のために尽力しますが、私たち世話人らも、何かのポストが提示されても、みんなで相談することにしました。提示を期待しているのではありません。

その後も情報が錯綜し、取材も続きました。結局、徹夜で相談された人事構想は、白紙になったそうです。しかし白紙が、幹事長まで含むのかどうか、判然としません。もしそうなら、鳩山代表の人事決定能力に疑問が生じます。当事者能力があるのかどうかです。ニュー鳩山丸は、出航しないうちから座礁したのかもしれません。鳩山さんに投票した「若手」議員の皆さんから、納得のいく説明を聞きたいものです。

夕食は、菅選対の裏方を努めてくれた数人と、ちゃんこ鍋。30数日間連続で事務所宿泊という兵(つわもの)もいます。


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