今日は、民主党の代表選出党大会です。10時から会場のホテルで、菅選対の世話人会で、最後の詰めの打ち合わせをしました。11時から、菅選対に協力いただいている皆さんが集まり、最後までの結束を確認しました。
8時から開票が始まった党員・サポーターと地方議員の皆さんの郵便投票の状況が、断片的に伝わってきますが、いずれも確かな根拠はなく、一喜一憂すべきでないと戒めました。しかし、あまり嬉しい情報はなく、気持ちは乱れました。
12時過ぎに大会の受付を済ませ、さらに多数派形成のため最後の努力を重ねました。13時から開会。型どおりの進行の後、4候補の最後の訴え。横路さんは、民主党が今のままでいいのかと、静かに語りかけ、菅さんは、率直に自分の至らなさを反省しながら、第一線で頑張っている候補者全員のために全力を尽くすことを誓われました。鳩山さんは、ニュー鳩山となることを宣言され、野田さんは、日本の現状を振り返り、私たち自身の中に安逸をむさぼる怠惰がないかを語り掛けました。みな死力を尽くしたと思います。
投票の結果のポイント数は、横路、菅、鳩山、野田の順に、党員・サポーターは33vs94vs126vs67、地方議員は10vs15vs17vs5、公認候補は14vs22vs25vs22、国会議員(1人2ポイント)は62vs90vs126vs88で、合計では119vs221vs294vs182となりました。党員・サポーターの投票率が51・33%というのは、どう考えても解せません。世論調査の結果が、まったく反映されていません。国会議員らでの劣勢を党員・サポーター票で盛り返す方針が、崩れました。岡山県で菅さんが、党員・サポーターの5ポイントすべてを獲得したのが唯一の救いです。
決選投票の結果のポイント数は、菅、鳩山の順に、党員・サポーターは16vs31、公認候補は42vs41、国会議員(1人2ポイント)は184vs182で、合計では242vs254で、鳩山さんの当選となりました。公認候補と国会議員で、菅さんが上回ったことは、大きな意義を持っていると思います。しかし、党員・サポーターでの劣勢を挽回することは出来ませんでした。皮肉な結果です。
懇親会の後、菅陣営の反省会で、私は心から非力をお詫びしました。多くの参加者が、党員・サポーター投票の結果が納得できないと、悲憤慷慨。しかし、石井一さん、北澤さん、岩国さん、海江田さんらから、この試練を乗り越えることにより、菅さんは必ず一層大きくなると激励されました。
私たちは、この結果を受け入れます。しかし、必ずしも自らを納得させることは出来ません。鳩山新体制に期待しますが、党内に別の選択肢もあることを、はっきり示していきたいと思います。ご支援いただいた皆さんの、一層のご鞭撻をお願いします。
第一回の投票結果
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菅 直人 |
鳩山由紀夫 |
野田佳彦 |
横路孝弘 |
党員・サポーター票
獲得ポイント |
(41,167)
94 |
(56,417)
126 |
(33,012)
67 |
(26,864)
33 |
自治体議員票
獲得ポイント |
(456)
15 |
(499)
17 |
(143)
5 |
(291)
10 |
公認予定候補者票
獲得ポイント |
(22)
22 |
(25)
25 |
(22)
22 |
(14)
14 |
国会議員票
獲得ポイント |
(45×2)
90 |
(63×2)
126 |
(44×2)
88 |
(31×2)
62 |
獲得ポイント計 |
221 |
294 |
182 |
119 |
党員・サポーター投票総数は158,598票、投票率は51.3%
>>党員・サポーター開票結果
決選投票の結果
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菅 直人 |
鳩山由紀夫 |
県連代表者 |
16 |
31 |
公認予定候補者 |
42 |
41 |
国会議員 |
(92×2)
184 |
(91×2)
182 |
合計 |
242 |
254 |
決選投票は、党所属国会議員(各2Pt)、国政選挙の党公認予定候補者(各1Pt)、県連代表者(各1Pt)の投票によって行われます。ただし、各県連代表者の1Ptは、決選投票に残った上位2者のうち、第1回投票でより多い得票数を得た候補者に与えられ、実際の投票は省略されます。