今日は、7時半に自宅を発って柵原町へ。今日が町議選の告示で、9時の出陣式に駆けつけました。途中から濃い霧になり、とうとう霧雨に。まるで今の世界と日本の状況を暗示しているようです。
私の応援した神坂幸吉候補は、全逓労働運動の指導的立場にあった人で、一線を退いた後、町会議員として地域の世話役を勤めておられます。世界や日本のことも大切ですが、日常生活を支える基本は、やはり地域のネットワークです。これをしっかり作り上げる自治体議員の選挙は、何より大切です。そこに、労働運動などの経験が豊富な人が参画することは、貴重なことだと思います。
その様な趣旨の激励挨拶をして、中座。瀬戸町でも町議選の告示で、井本文博候補の事務所に駆けつけました。10時15分に到着すると、ちょうど出陣式が終わって、候補者カーが出発した後だったので、事務所の皆さんに挨拶。ご尊父で元県議の井本丈夫さんとお話をし、町長候補の土井堅郎さんの出陣式に顔だけ出して、岡山空港へ。
12時過ぎのフライトで、上京。13時からの野党結集準備委員会へ急いだのですが、終了までに到着できず、14時45分に石井一委員長にお会いして、若干の打合せをしました。
15時20分の上越新幹線で新潟へ。18時から、参議院法務委員会の視察に合流し、現地の裁判所、検察庁、法務局、刑務所などの皆さんと、夕食懇談会。新潟は面積が極めて広いのに、少年院も少年鑑別所も1ヶ所しかないそうで、血の通った処理が出来るかどうか、心配です。
イラク情勢が緊迫しています。国連監視査察検証委員会(UNMOVIC)のブリクス委員長が、米国の予定表でなく、「自らのタイムテーブルに基づいて査察を続ける」と述べた事は重要です。私は、科学技術庁の長官の当時、ブリクスさんにお会いしましたが、冷静沈着で骨太な人という印象を持ちました。テレビのインタビューで、「査察は8千万ドルの費用と250人の査察官で出来るが、武力行使は1千億ドルを使ったうえ、25万人の兵士を巻き込む」と語ったそうです。ご自分が責任を持って行う査察に基づかない、勝手な武力行使は、許さないとの気迫が伝わってきます。期待しています。
瀬戸町の井本さんと土井さんは、どちらも無投票で当選が決まりました。
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瀬戸町井本文博候補の事務所で |
(01/19) 柵原町の神坂幸吉さんは二位で当選しました。