江田五月 活動日誌 2003年2月12日 | >>日程表 | ホーム/総目次/2月目次/ 前へ|次へ |
2月12日(水) 来客等、バイオ、NPO、憲法、難民法、QT、吉村君、法科院
今日は9時半、国家基本政策委員会の委員部スタッフと打ち合わせ。10時から、挨拶まわりや来客。筒井信隆さんと、バイオマスの事業化につき打ち合わせ。12時前にやっと、緊急地域雇用創出策についてのNPOの課題の連続ヒアリングに出席。第3回で、NPO法人事業サポートセンターの田中直輝事務局長の話を聞きました。制度には問題点も多いですが、それでも自治体単位で、企画作りの段階から市民が関わるようにすべきです。市民や民主党の側に、その実力があるかどうかが問題です。
13時から、参議院憲法調査会。基本的人権についての参考人質疑で、日本経団連の矢野弘典専務理事、連合の草野忠義事務局長、社団法人アムネスティ・インターナショナル日本の和田光弘理事長からヒアリング。矢野さんと草野さんは労働基本権を中心に、和田さんは良心の囚人や死刑廃止につき、貴重なご意見をいただきました。労働関係の規制のあり方では、矢野さんと草野さんの意見はかなり異なりますが、両者の直接対決はありません。15時40分に終了。
15時、出入国管理・難民認定法改正についての民主党案の概要を中間報告するため、調査会を中座して、「次の内閣」(ネクスト・キャビネット)の会議に出席しました。退去強制手続きと難民認定手続きは、法律自体も分けてしまおうという案です。しかし説明は今野東さんにお願いし、調査会に戻りました。
元神戸元気村の吉村誠司君 16時15分、国家基本政策委員会両院合同幹事会。細かなところで対立が残りましたが、16時半から、合同審査会。党首討論、つまりクエスチョン・タイム(QT)です。小泉首相と菅民主党代表は、初めての顔合わせで、32分間、イラン戦争、北朝鮮問題、財政均衡につき、緊迫した直接対決が行われました。今回は衆議院側の担当のため、私は、瓦会長の脇の席で陪席。委員長ですから、偏った態度は取れませんが、菅さんの歯切れの良さに対し、小泉首相の発言は冗長で、限られた時間に討論を噛み合わせようとする気が、あまり無いように感じました。志位さんが8分、土井さんが5分で、45分の時間はおおむね守られました。
17時30分、吉村誠司君が訪ねて来ました。第2回イラク国際市民調査団の一員として、現地に行くのです。私と姻族3親等の女性の夫で、個人的には心配ですが、気持ちは痛いほどわかります。
18時過ぎ、日弁連で行われた「誰もがいける法科大学院を」というシンポジウムに出席。フロアーにいたのですが、発言を求められました。19時半、偶然同席した河原昭文さんと中座して、諸事協議。