江田五月 活動日誌 2003年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月11日(水) 総会、本会議、合同会議、GID、党首討論、ハンセン病

今日は9時半から、議員総会。10時から1時間弱、本会議。成田国際空港法案につき、ツルネン・マルテイさんが、欧米系の帰化日本人としては初めて、本会議の演壇に立ちました。日本の一層の国際化に役立つことを祈ります。続いて、廃棄物関係や電気事業関係の法案が、可決、成立。

私は、本会議場で、他党との協議に動き回りました。性同一性障害(GID=Gender Identity Disorder)者特例法案について、いわゆる「根回し」をしたのです。お行儀は悪いのですが、議員がすべて揃うので、能率よく合意形成を試みられる機会なのです。委員長提案に向けて、各党の足並みが揃ってきました。

11時半、遅れて市民・子ども政策会議へ。国際ECPAT名誉議長のロン・オグレディさんの児童ポルノ規制についての話を聞きました。12時、国対・理事合同会議。国会最終盤で、与党内で延長に向けた複雑な駆け引きが行われている最中です。野党として戦術を弄する時期ではありません。原則どおり、審議を進めます。13時半、性同一性障害者特例法案につき、民主党内の協議。14時から、人権擁護法案につき取材。

国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)

14時45分、国家基本政策委員会両院合同幹事会。15時から45分間、合同審査会。党首討論で、私が会長として仕切りました。菅直人民主党代表は、イラクの大量破壊兵器が発見されない問題とマニフェストについて、22分間討論。志位共産党委員長は、イラクの兵器問題で8分間、小沢自由党党首は、盧韓国大統領の国会演説について10分間、土井社民党党首は、イラク新法について5分間、討論。場内騒然としたり、時間超過したり、仕切りも大変でした。

イラクに大量破壊兵器が存在し、これが世界に拡散することを防ぐというのが、開戦の理由でした。しかし、いまだに発見されません。情報操作だったとの見方もあります。ところが小泉首相は、「存在は事実だ。フセイン大統領だって、まだ発見されていない。」と発言。唖然としました。フセインがまだ発見されていない事実は、彼がかつて存在していた事実を証明する間接事実ではありません。また、彼の存在と兵器の存在とは、論理的には何の関係もありません。こんなこじつけを平然と言い放つとは、開いた口が塞がりません。(会議録

16時から、『次の内閣』の閣議に、性同一障害者法案の説明のため、陪席しました。インターネットでの政策公募の提案者をお迎えして、プレゼンテーションしていただきました。廃校となった校舎の有効利用、外国人の住民票記載など、5つの提案が紹介されました。私は、時間切れで中座。

16時45分から、総合選対の協議。17時から1時間、ハンセン病対策議員懇談会の役員会。退所者給付金についての厚労省の提案につき協議し、沖縄の別扱いに批判が集中しました。「風の舞」上映を企画します。

18時半から、岡山からの若者たちと夕食。


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