江田五月 活動日誌 2003年6月 >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ

6月20日(金) 阿久津さん、法相(コリアン学生、裁判員)、Rights、二十日会

今日は10時半から、阿久津幸彦さんと候補者選考の打合せ。11時半から、法務省の大臣室で、森山法相に対し、2件の要請に立ち合いました。

まず、司法研修所55期の弁護士のグループの要請です。昨年10月に弁護士になったばかりの皆さんが14人で「在日コリアンの子どもたちに対する嫌がらせを許さない若手弁護士の会」を作り、関東地方の朝鮮学校に通う2710人の子どもたちにアンケート調査をしました。その結果、911同時多発テロ以来、5人に1人が暴言・暴行等の嫌がらせを受けていることが判明しました。特に中級学校女子生徒は、3人に1人という状態です。そこで法相に対し、この事実を報告し、ぜひ積極的に対応を取ることを求めました。法務省も施策を講じていますが、さらに人権啓発に努めると、法相も応じてくれました。

次に11時45分から、「市民の裁判員制度つくろう会」の皆さんが、司法制度改革推進本部の副本部長としての森山法相に対し、模擬裁判で得られた結果などを踏まえた要請をしました。(1)立法過程に市民の声を反映させること、(2)制度設計に関する11項目の具体的提案、(3)制度導入に際する国民への周知の3点です。私も全く同感です。(要請書

12時半、NPO法人Rightsの役員として若者の政治参加のために活動している菅源太郎さんが訪ねてきてくれ、昼食。明日を担う若者が、社会に関心を失ってきています。この世代の投票率の低さは、党派や年齢を問わず、日本社会の大問題です。Rightsの若者にエールを送ります。

14時過ぎ、人権擁護法案につき取材。14時半からの民主党勉強会、長野県知事の田中康夫さんが「なぜ三位一体か」という講演をしてくれるのですが、顔を出しただけで中座。15時前の新幹線で帰岡。

18時半から、中小企業経営者の皆さんの「五月二十日会(さつきはつかかい)」の定例会に出席して、最近の国会情勢につき報告。その後、今日の講師、森本徹磨県議の岡山県政の課題についての話を聞きました。


在日コリアンの子どもたちに関する申し入れ
在日コリアンの子どもたちに関する申し入れ
市民の裁判員制度つくろう会申し入れ 1 市民の裁判員制度つくろう会申し入れ 2
市民の裁判員制度つくろう会申し入れ
二十日会で国政報告
二十日会で国政報告

活動日誌 2003年6月20日(金) >>日程表 ホーム総目次6月目次前へ次へ