江田五月 活動日誌 2003年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月16日(水) 法務、総会、本会議、憲法、選対企画

今日は8時半から、法務部門会議。報告に続き、私から、人権機関に関する野党3党の政策合意を報告し、了承されました。河村たかしさんから、被疑者の取り調べに対する弁護人の立会権の保障に関し、刑事訴訟法改正案の提案がありました。

9時半から、議員総会。10時から1時間強、本会議。逝去された元議員の久保亘さんと鈴木一弘さんに対する弔詞の贈呈に続いて、竹中平蔵国務大臣に対する問責決議案を議題とし、峰崎直樹さんが、(1)経済運営の失敗、(2)金融行政の失敗、(3)経済閣僚としての資質のなさを理由に上げて趣旨説明。円より子さんが賛成討論。しかし、賛成100に対し反対137で、否決されました。与党の中にあった反竹中の動きは、野党が攻勢に出ると、すっかり姿を消しました。株価が最安値の頃でも、同じことでしょう。12時から、国対・理事合同会議。午後から、参議院審議は正常に戻ります。

13時から、憲法調査会。憲法と緊急・非常事態法制というテーマで、元内閣安全保障室長の佐々淳行さん、水島朝穂教授、村田晃嗣助教授を参考人として、意見聴取を行いました。3者3様でした。

16時前に中座し、総合選対企画の取り組みとして、コンセプト・チームと菅直人代表との打合せ。世論の動向を科学的手法で分析し、その結果をデータとして、民主党や菅代表のメッセージの出し方を研究するものです。1時間半ほどの討論のうち、最初の20分をマスコミの皆さんに公開しました。(1)「強い日本」をつくるため、(2)税金無駄使いの「お化け」を退治します。(3)その手法が「マニフェスト」です。「強い日本」というと、軍事力強化と受け取られるかと心配しましたが、全くその心配はなく、「自立した個人が支えあう地域社会」と受け取られているようです。

千葉景子さんと、法務委員会の持ち方につき打合せ。続いて、総合選対企画の打合せ。


(民主党ニュース)
【総合選対本部】コミュニケーションに関する検討会議開く

 民主党総合選挙対策本部は16日、総選挙に向けたコミュニケーションに関する検討会議を開き、国民に党の主張・イメージを効果的にアピールするためのコミュニケーション戦略をめぐって議論した。同会議の前半はメディアにも公開された。

 冒頭、江田五月・選対本部企画局長が「国民にどういう訴えが有効か、従来は党スタッフの勘などに頼っていたが、これからはデータで分析していく。またこうした議論自体を開かれた形でやっていきたい」と会議の趣旨を説明。

 その後、菅直人代表、福山哲郎、大塚耕平両参議院議員らが参加して民主党の主張に対する国民各層のイメージ調査の結果などを分析し、国会審議やメディアを通じた発言などでアピールすべきポイントについて討議した。


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