江田五月 活動日誌 2003年7月 >>日程表 ホーム総目次7月目次前へ次へ

7月3日(木) 法務(行刑)、質問(迅速化)、選対、人権

今日は8時から、湯川政策秘書と質問の打合せ。8時半から9時45分まで、法務部門会議。法務委員会は法案山積で、順調に進んでも、とても全ての処理は不可能です。衆議院で審議中の条約刑法と入管法改正案、参議院で審議中の人権擁護法案は、いずれも極めて困難。自己株関連の商法改正案と児童買春・児童ポルノ改正案も不透明。衆議院では、心神喪失法案と性同一障害者法案が処理待ちです。

次いで、行刑改革会議について、日弁連の担当者と委員の菊田幸一教授からヒアリング。行刑の密行主義を改め、面会、通信、信書、電話など開かれた受刑施設に向けた改革をはじめ、医療の厚労省への移管、不服処理のための第3者機関の設置、刑務作業時間の短縮、累進処遇の廃止、刑務菅の職場改善などを進めるため、真剣な検討が進められているとのことです。最後に河村たかしさんから、名古屋刑務所事件につき取り組みの提案がありました。

法務委員会で質問

10時から、法務委員会で、裁判迅速化法案、民事訴訟法改正案、人事訴訟法案の審議。午前中は12時半までで、民主党は角田義一さんが45分、私が75分質問。10年程前に「新民訴」と呼ばれる民訴法改正が行われたとき、改革の先取りとして、「福岡方式」や岡山の「桃太郎コート」など、各地で弁護士さんや裁判官による熱心な取り組みがあり、成果を上げました。迅速化をうたう法律を作って鼓舞するより、手続きや人的・物的条件を整備し、関係者にやる気を起こさせるほうが、ずっと効果が上がります。(会議録

13時前、来客。13時から、総合選対役員打合せ。13時半から16時過ぎまで、さらに法務委員会。途中で、国家基本委員会のスタッフとの協議など。この間に、人権擁護法案につき、与党の人権懇話会と部落解放同盟の役員との協議が行われたので、16時半から、この件につき関係者と対策を協議。


参議院法務委員会

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