今日は9時半から、国税中国の新旧委員長さんが、交代のご挨拶に来られました。財務省関係の労働組合は組織が複雑です。その上、職務の性格上、組合活動に制約が多く、公務員制度改革への取り組みも大変なようです。
10時から、共産党参議院議員団長の<吉川春子さんが来られました。共産党と社民党は、どちらも会派の人数が10名未満になったため、参議院内での活動が制約されます。全体的な再検討が必要なのかもしれません。
10時半から、千客万来でした。11時半から1時間強、羽田孜さん、岡崎トミ子さんと私とで、国連人権活動協力議員連盟の再開の仕方につき、細かな打ち合わせをしました。人権高等弁務官は、11月中旬に来日が決定しました。私たちの作業も急がなければなりません。
14時、東銀座にある銀座書斎倶楽部で、「蝋の灯り四人展」を鑑賞。作者の一人、深谷裕子さんは、義理の妹です。
その後は自室で、デスクワークや取材、来客、電話など。永年在職表彰が行われる本会議がいつになるか、なかなか決定しません。
18時から、今年度の小林秀雄賞と新潮ドキュメント賞の贈呈式と祝賀パーティーに出席。ともに第3回となり、特に後者を受賞した山本譲司さんのお祝いに駆けつけたのです。主催者挨拶に続き、前者の選考委員代表の加藤典洋さん、受賞者の佐野洋子さん、中沢新一さんが挨拶。次いで後者に入り、選考委員代表の柳田邦男さん、受賞者の日垣隆さん、最後に山本譲司さんが挨拶。皆さんそれぞれに、なかなか聞かせる話でした。
山本さんは、秘書給与問題で詐欺罪に問われ、入獄。獄中で、精神に障害を負った受刑者の世話をする役務を与えられ、日本の行刑や福祉の抱える問題を、体で実体験しました。「獄窓記」は、多くの人に感動を与えています。この貴重な体験を生かし、必ず大きく飛躍されると信じています。安住淳、渡辺周、近藤昭一、末松義規、小川勝也君たちも同期で、駆けつけていました。最終新幹線で帰岡。