活動日誌 2004年2月 >>日程表 ホーム総目次2月目次前へ次へ

2月6日(金) 最高裁、速記、帰岡、日弁連、揮毫、上京

今日は9時半から、最高裁判所の担当者から裁判所関係の法案の説明を伺いました。

裁判所では、証人や本人の尋問が行われ、その結果が証拠になります。裁判官が直接に聞き、自由心証主義で心証を取るのですが、聞きっぱなしでは分からなくなるので、書面に書きとめて調書にします。書記官が調書を作るのですが、速記官が立ちあい、速記録を調書に添付することもあります。速記官は、国会の速記と異なり、速記タイプを使うプロ集団です。速記官の皆さんが独自に開発した「はやとくん」という文字化のソフトもあります。

関が原は雪

しかし今、最高裁は速記官制度を廃止しようとしており、新規の採用を止めました。その代わり、録音して外注に出したりするのですが、それでは秘密が保たれなかったりします。そこで今、コンピューターで音声を文字に反訳するソフトを開発しつつあります。今日は、その現段階のものを見せていただきました。裁判官が適切に介入すれば、尋問結果を超スピードで文字化することも出来るかもしれません。

10時半から、企業挨拶まわり。12時前の新幹線で、帰岡。米原付近は雪でしたが、遅れは2分で済みました。15時半、岡山弁護士会館で、日弁連の会長選挙の投票。司法制度改革への関わり方をめぐって、激しい選挙運動が展開されました。

16時から、若干の挨拶まわり。その後、参院選のために新しく開いた事務所で、揮毫。最終新幹線で上京。

色紙の揮毫 新事務所で、頑張るぞ

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