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2月9日(月) 駅前街宣、上京、事故、司法改革、発明、総会、本会議

「おはよう730」は、一人で

今日は7時半からの恒例の駅前演説「おはよう730、民主党です!」に、ちょっと遅れて参加。ところが他の弁士が到着しておらず、沈黙の10分間が出来てしまいました。その上私は、15分ほど話して、上京のため中座したので、また沈黙。これではいけません。反省。話題の中心は、今日の参議院本会議で議了予定のイラク派遣事後承認です。

8時過ぎの新幹線で上京。ここでもハプニングが起きました。名古屋駅で1時間弱、立往生。三河安城と豊橋の間で、人身事故が発生したとかで、警察官による実況見分などのためです。長く新幹線を利用していますが、人身事故に遭遇したのは初めてです。以前よくあった凧が架線に引っかかるケースは、最近はありません。

51分遅れで名古屋駅を出発し、徐行運転を繰り返して、東京には76分遅れて到着。12時からの国体・理事合同会議には、間に合いませんでした。13時から、司法制度改革推進本部の担当者から提出予定法案の説明を受けました。裁判員制度につき、積み残しのテーマがひとつありましたが、今日の中心は、刑事訴訟法改正案で、準備手続きと証拠開示です。準備手続きは、起訴状一本主義との形式的整合性の問題はありますが、実質的に刑事事件の審理を充実させる意義は大きいと思います。

14時から、取材や来客。16時半から、特許庁の担当者から特許法35条の職務発明制度改正につき、説明を受けました。青色発光ダイオード事件の200億円判決を機に、職務発明制度の改革が注目されており、この判決に反発して、経営者寄りの改正案が出てくるとの危惧が寄せられていました。しかし、この見直しは2002年の知財戦略会議の大綱に端を発し、産業構造審議会知的財産政策部会の特許制度小委員会の議論を経て、パブリックコメントにも付され、今年1月の部会報告書に沿って改正案がまとまり、明日の閣議決定となるもので、内容的にもリーズナブルだと思われます。発明の奨励に資するよう、しっかりした審議が必要です。

18時から、議員総会。議員年金が話題になりました。18時半から、本会議。本年度補正予算と関連法案、外為法改正案、イラク派遣事後承認案が議題です。予算は高橋千秋さんが、イラク案件は辻泰弘さんが、反対討論を行いました。いずれも少数で敗れましたが、イラク案件は138対103。18人が態度を変えれば、結論は反対になります。夏の参院選での有権者の審判が、何より重要です。


2004年02月09日 (民主党ニュース)
【参院本会議】補正予算案、イラク派遣承認が成立 

 参議院本会議が9日夕、予算委員会に引き続いて開かれ、平成15年度補正予算案と自衛隊派遣承認案件の審議・採決がなされた。与党の賛成多数でいずれも成立、承認された。 
  
 民主党・新緑風会からは高橋千秋議員が、予算委員会での反対討論に続いて、本会議でも予算案の反対討論に立った。高橋議員はイラクへの自衛隊派遣について「イラク支援特措法の考え方に反し、また、憲法の大原則を破るもの」と断じた。また、小泉改革に関しては「ごまかしの改革でわが国を崩壊へと導く政治を認めるわけにはいかない」とし、一刻も早い退陣こそ日本の復興につながる」と退陣を求めた。 
  
 イラクへの自衛隊派遣承認案件には、民主党・新緑風会から辻泰弘議員が反対討論に立ち、アメリカの行動を「国際紛争を正義と国際法に従い、平和的手段によって解決することを目的とした国連憲章の精神に真っ向から反する」とし、小泉内閣を「理想なき、主体性なき対米追従外交」と指弾した。また、「派遣される自衛隊員にとっても、自らの行動の正当性について確信が、誇りが持てない」と正当性なき派遣を批判した。


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