活動日誌 2004年4月 | >>日程表 | ホーム/総目次/4月目次/ 前へ|次へ |
4月2日(金) 挨拶まわり、転勤、原稿s、年金強行、格差是正
今日は地元で、もっぱら挨拶まわりをしました。
まず8時過ぎに、転勤の決まった事業所長さんと着任された後任の所長さんにご挨拶。私が裁判官の当時は、4月の転補に先立ち、2月には次の任地の内示があったように思います。聞くと、3週間前に耳打ちされ、辞令が出たのは1週間前とのこと。私の場合は、結婚から今の住まいに落ち着くまで、13回引越しました。
その後、9時、10時、11時半、13時半、14時半、16時半、18時と、あらかじめお約束をいただいて、事業所に挨拶にまわりました。皆さん、熱心に私の話を聞いて、激励してくださいます。その後、デスクワーク。東京と連絡を取りながら、民主党提出の難民等保護法案の趣旨説明を書き上げました。
20時過ぎて、さらに挨拶まわり。30年以上も同人誌を発行し、間もなく400号になるので、記念の原稿を書くよう依頼されました。
ところで今日は、衆議院では厚生労働委員会が強行開会され、与党単独で年金改革法案の趣旨説明が行われました。政府提出の法案が欠陥法案であることを、小泉首相自身が一元化発言で認めたかたちになっているのに、そのことには何の説明もしようとしません。かみ合う議論を避け、詭弁で押し通して、ところてん式の審議で法案を成立させるのは、与党の常套手段です。民主党がこれに乗せられては、国民の期待に応えることになりません。説明拒否の審議強行に対しては、多少の批判は恐れず、強い姿勢で臨むほかありません。
参議院では、定数格差の是正協議が進展しません。与党の熱意のなさが原因です。しかし、本年1月14日の最高裁大法廷判決によれば、今のまま是正せずに夏の参院選を迎えると、違憲の選挙になってしまいます。民主党だけでも、とりあえず違憲の結果を避けるため、最小限の是正の法案を提出することとします。
庭のモモ 土筆も頭を出していました
2004年4月2日
小泉総理の年金関連法案についての説明責任を求める(談話)
民主党幹事長 岡田克也
昨日の衆議院本会議において、政府提出の年金関連法案に対する質疑が行われまし た。その中で、わが党の枝野・古川両議員が小泉総理に対し、総理自らがその必要性 を認めている制度の一元化がなぜ盛り込まれていないのか、年金給付の下限と保険料 負担の上限を決めることがなぜ抜本改革となるのか、繰り返し質問しました。
しかし、小泉総理は質問にまともに答えず、説明を拒否しました。国民に対する説明 責任を果たそうとしない小泉総理の姿勢は極めて問題であり、民主党は本会議をやり 直して再審議を行うよう強く求めてきました。
ところが、小泉・自公政権はその要求を拒否し、本日、国会審議を単独で強行しまし た。このような国民無視の姿勢は極めて遺憾であり、このような状況の下では、まと もな国会審議は成り立つはずがありません。
今後も民主党は、本会議をやり直して再審議を行い、小泉総理が説明責任を果たすよ う引き続き強く求めていく所存です。国民の皆さまが本当に安心できる年金制度の真 の抜本改革を実現するため、私たち民主党に対する、皆さまのご理解とご支援をよろ しくお願いいたします。以 上