今日は10時半から17時まで、知人のご案内で、岡山市内の小規模の事業所をまわりました。いずれも労働組合はあるのですが、組合員数名以下というところで、企業も組合も苦戦しています。マクロで見れば景気は上向きですが、こうした事業所にまで景気が微笑んでくれるのは、まだまだずっと先。しかし、日本経済にとっては、こうした事業所も欠かせない役割を果たしているのです。
途中で13時に事務所で来客応対。東京から激励に駆けつけてくれました。全国注視の選挙区なのです。
15時過ぎでしょうか、参議院の厚生労働委員会で、年金法案が可決されたとのニュースが飛びこんできました。首相出席の委員会で、まだ野党の質疑者が残っているのに、意表をつく質疑撃ち切り動議で、電撃的に採決を強行した模様です。与党の作戦勝ちかも知れませんが、与党の自信のなさの表われです。明日の本会議は、簡単には進ませません。
17時過ぎ、知人のお見舞いなど。18時から、倉敷市内で、支援者の皆さんと選挙体制の打ち合わせ。19時半過ぎのJRで倉敷駅を発ち、最終新幹線で上京。
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参議院・厚生労働委員会で年金関連法案を強行採決 |
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2004年6月3日
【参院厚労委】自民・公明が年金法案の採決を強行(民主党ニュース)
年金関連法案を審議していた参議院厚生労働委員会で3日、自民、公明の両与党が質疑打ち切り動議を提出し、採決を強行。委員会は混乱の中、散会となった。
これに先立って行われた小泉首相出席の質疑では、民主党・新緑風会から山本孝史議員が質問に立った。山本議員は小泉首相の国民年金未加入、未納期間(留学から帰国してからの8か月間)の問題で、「厚生年金に入っていない人には国民年金への加入義務がある」とし、今の認識を質した。首相は「国会議員になる前だから知らなかった。入らなくてもいいと思っていた」「義務だった。今から考えれば払うべきだった」と、初めて未納だったことを認めた。
さらに、山本議員は4月28日の衆議院厚生労働委員会での「払うべき期間はすべて払っている」という首相答弁を取り上げ、虚偽答弁であり謝罪すべきと迫った。首相は「知らなかった。不明の致すところ」と述べたが、衆議院の審議段階では国民年金法の加入義務について知らなかったとし、謝罪は拒否した。また、国会議員になる前のことだとし、払わなくてもいいなどと答弁した。
山本議員は「14年間保険料が上がり続け、しかも物価スライドがなくなり、受給額は固定される。この痛みを共有できないあなたは、責任をとって辞めるべき」と質問を締めくくった。