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9月18日(土) 希望峰、ワイナリー、答礼宴

ケープタウンの切り立った崖に立って
垂直に崖が立ち上がって

今日は公式日程は答礼宴だけで、観光に徹しました。もっとも、気候が冬に逆戻りで、ときどき雨の降る悪条件でしたが。

8時過ぎにホテルを発ち、喜望峰へ。マイクロバスで2時間弱のドライブで、荒涼とした景色の中を、大西洋の最南端を西に走りました。途中、ダチョウの放牧があったり、目が眩むほど切り立った崖の真下を走ったり、ひやひやどきどき。イギリスのコーンウォールの最西端、ランズエンドとちょっと似ていますが、もっとずっと広大です。

10時に最南端へ。ケーブルカーに乗って、灯台までたどり着くと、眼下に、右に大西洋、左にインド洋が広がっています。風が強く、海は荒波。この向こうが南極です。

20分ほど居たでしょうか、道を変えて帰路に着き、12時半ころ、ホテル近くの鮮魚レストランに到着。ケープタウン市の副市長の招待で、回転寿司までありました。ここは、市長も副市長も女性です。

13時半に別れて、古くからの刑務所のあったロベン島へ。ところが、海が荒くて、突然便がキャンセル。そこで、急遽予定を変更して、明日行く予定のボッシェンダール・ワインエステートへ。西に60キロほど離れているのですが、走ってみると、郊外は、大地は広く、緑が豊かで、なかなか裕福なたたずまいです。南アのワインは評判が高く、試飲会で味わい方の説明を聞き、ゆっくりしました。

帰路に、もう一軒ワインヤードに寄り、18時過ぎにホテルへ。帰路、東の空に大きな虹がかかりました。それも、よく見ると2重です。日本(2本)と南アの将来を、天が願っているようでした。

19時半から、お世話になった皆さんをお呼びして、40人ほどの答礼宴を開きました。大いに盛り上がり、私も、久しぶりに英語でスピーチをしました。オックスフォード留学時代の南アの友人たちの思い出を話し、アパルトヘイトをなくすることが、私の政治活動で最も力を入れたテーマのひとつだったことを紹介し、南アの皆さんの一層の努力をお願いしました。


見下ろしたところ 希望峰の最先端
荒涼たる喜望峰最先端の眺め 東京はこちら
ここが喜望峰です 南の果てです
 
ケープタウン市の副市長と ワインの試飲
 
見事な2本の虹
 
春です 答礼宴で挨拶
 

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