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1月9日(日) 寒中水泳、草苅・羽場さん

寒中水泳開会式で、緊張
覚悟を決めて、水の中へ
片手抜雁行の先頭を泳ぐ

今日は9時から、岡山市消防団の出初式と寒中水泳が重なりました。

今年の寒中水泳は、古式泳法の神伝流が岡山市に伝承されて100周年を記念する行事です。私は、小学校4年生から、岡山市を貫流する旭川の相生橋上流の水練場に通い始め、中学3年で初段、高校1年で二段、3年で三段。現在は九段で、日本水泳連盟から範士を認められています。子どものころに泳ぎを教わった河本淳先生は、現在十段で80歳。その河本先生が、人生の泳ぎ納めの覚悟で式泳をされ、「江田も泳いでくれんかな」と言われたと聞き、私も覚悟を決めました。そこで、出初式より寒中水泳を優先し、京橋上手の会場に出向きました。

気温は4℃、水温は6℃。8時半過ぎに会場につき、京橋朝市の皆さんと言葉を交わした後、水着に着替えました。子どものころからのしきたりで、六尺褌を締めた上に水泳パンツをはき、九段の印の入った帽子を被り、防寒の衣類をつけたまま開会式へ。簡単に式典を終え、いよいよ川に入ります。

河本先生の式泳の後、絞伸(はがえのび)、真、二段伸、三段伸、双手伸(もろてのび)、拷伸(たぐりのび)と続き、私の出番となりました。4人で、片手抜雁行を演じます。私が先頭で、足先を水に入れると、さすがにピリッと来ます。思い切って腰まで入り、顔を洗って、さらに首まで浸かり、泳ぎ始めました。沖に出て、4人が並んだことを確認し、雁行をはじめると調子がつき、20本ほど抜いてお終い。

続いて3人で、水書を演じました。左手に板と筆を持って沖に出て、立ち泳ぎで3人が、「神」「伝」「流」と書きました。ちょっと不安定だったようです。その後、他流派からの参加があり、さらに一般参加として、高井崇志さんが平泳ぎで一回り。子どもの泳ぎもあり、最後は花蔭鴨泳。華やかな出し物です。

終了後、河本会長から参加者が賞状をいただき、閉会。1時間ほどの行事でした。後片付けをして、11時から2時間ほど、中華料理で懇親会。水の仲間は、私にとっては何物にも代えがたい宝物です。(山陽新聞:動画ライブラリー

自宅に戻って風呂に入り、しばらく休憩。夕方から元気を出し、若干の挨拶まわり。19時から3時間ほど、草苅隆幸県議、羽場頼三郎市議らと新年懇親会。


片手抜き雁行の先頭 水書も書けました
水書 「神」「伝」「流」 河本淳会長から賞状を
参加者で記念写真
松島重綱さん、河本会長と 高井崇志さんも一般参加

外部リンク:ちば☆フォトギャラリー神伝流寒中水泳 みそぎ神伝流花傘


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