今日は11時に、岡山県簡易水道協会会長で新庄村長の小倉博俊さん、真庭市長の井手紘一郎さんらが、簡易水道関係予算確保等の要請に来られました。岡山県の水道普及率は98.0%で全国水準に達していますが、県下でなお約4万人が水道未普及地域に居住しており、例えば真庭市では普及率は84.7%で、15.3%は未普及。戸毎の井戸や湧水に頼っていますが、日照りが続くと枯渇し、この解消のため、簡易水道が大きな役割を果たします。
12時から1時間弱、国対・理事合同会議。特別国会最終日の11月1日に、参議院でも、民主党・新緑風会議員会長の私に共産、社民の会派代表者にも加わっていただいて3人を代表者とし、3会派の全構成メンバーを賛同者として、総計97名で臨時国会召集要求書を提出しました。憲法53条は、このような場合には「内閣は、その召集を決定しなければならない」と定めていますが、小泉内閣は、召集時期は定められていないとの理屈で、来年の通常国会まで召集を決定しない構えでいます。そこで、10月31日に発足した新内閣の閣僚の所信を聞いて質疑を行うため、各委員会で閉会中審査を求めることにしました。
13時からは来客やデスクワーク。13時半に、岡山市議会副議長の羽場頼三郎さんが来られ、地元の懸案につき意見交換しました。その途中で、滝尾英二さんが韓国の国立小鹿島(ソロクト)病院の院生自治会会長の金明鎬さんの要請書を持って来られ、現地から帰ったばかりの生々しい報告を聞きました。最近もまた2人の元患者が高齢で亡くなったそうです。さらに、地元から都市基盤整備事業の件、生活保護などの地方への負担転嫁の件、義務教育費国庫負担の件などと、要請が続きました。教育関係では、地元の小学校現場で頑張っている教師の声も聞かせてもらいました。16時から1時間弱、ドイツ大使館一等書記官のトーマス・レンクさんと、日本の政治状況につき英語で話しました。
18時に、岡山県農業共済組合連合会の上京団の皆さんと、夕食懇談会。予算関係の要請を伺い、来賓挨拶をして、中座。19時から1時間、夏の都議選で大田区から当選された岡崎幸夫さんを囲む夕食懇談会。盛り上がったところで中座して、最終新幹線で帰岡。