活動日誌 2005年12月 | >>日程表 | ホーム/総目次/12月目次/ 前へ|次へ |
12月17日(土) 点滴、党大会欠席、定数是正
今日は民主党2006年度定期大会の本会議で、私も壇上最前列の役員席に座る予定になっていました。しかし、申し訳ないことですが、今後のことを考え、引き続き帯状疱疹の徹底的な治療を優先し、大会は欠席しました。そんなわけで終日、点滴に専念しました。
帯状疱疹自体は明らかに快方に向かい、神経痛の後遺症発症を抑える治療も、最終段階です。明日には点滴から解放されると思います。
秘書が党大会の様子のメモを届けてくれました。中国の軍事的脅威に百万言を費やしても、歴代政府が否定している集団的自衛権行使に取り組んでも、民主党の目指すものがいかに自民党政権と違うかを国民に示すことにはなりません。鳩山幹事長はソロクトに言及されたようですが、こうした問題こそ、民主党政治の温かさを具体的に示すことになります。
昨日、参議院改革協議会で、参議院選挙の選挙区定数の是正につき、自民党と民主党の主張がまとまらず、与党が4増4減案を提出する方向だと報じられました。04年の最高裁大法廷判決は、01年参院選当時の5.06倍の格差の違憲性を強く示唆しました。この判決は同時に、一票の価値の平等は憲法上の要請なのに対し、選挙区を都道府県単位とすることはそうではないことも明示しています。憲法判断を最終的に決める機関は、言うまでもなく最高裁です。したがって私たちは、最高裁の判示に従い、かつ格差はせめて4倍未満とするため、合区が不可避だと判断しました。この隘路を乗り越えれば、格差は一気に縮小できます。4増4減案は、憲法の要請を満たせず、その上あまりにも党利党略に過ぎます。自民党の理解を得られなければ、合区の方向で民主党の対案を検討することになります。
民主党定期大会 前原誠司代表挨拶/活動方針/付属資料
参考:平岡秀夫議員の今日の一言「民主党の課題」