活動日誌 2005年3月 >>日程表 ホーム総目次3月目次前へ次へ

3月18日(金) 総会、本会議、簗瀬さん、法務委、入管、PFI、帰岡

今日は9時半から、議員総会。まず私が挨拶し、予算審議が来週は大詰めとなること、併せて日切れ法案の審議も手を抜いてはならないことなどを強調しました。日切れ法案の中に、日切れでないものを抱き合わせにしているものが目立ちます。人権擁護法案が迷走していることにも触れ、自民党内に右ばねがずいぶん強くなって来たことに、注意を喚起しました。今日は岡田代表が出席され、年金協議への理解と衆院補選への協力を訴えられました。

10時から2時間弱、本会議。新防衛計画大綱等につき榛葉賀津也さんが、義務教育費関連法案につき水岡俊一さんが、いずれも分かりやすく歯切れのいい質問をしました。法案では、下級裁判所管轄法改正案ほか2案が可決、成立。地方税法改正案は、賛成130、反対100で、反対の多さが目を引きました。

12時から短時間、簗瀬進さんと憲法改正につき意見交換。輿石幹事長も同席されました。

13時から3時間強、法務委員会で、予算の委嘱審査をしました。衆議院の分科会に代えて、参議院では各委員会に所管事項に関する予算の審査が委嘱されるのです。千葉景子さんが質問。

中座して13時半から30分ほど、外国人問題PT事務局長の藤田一枝さんらと法務省入管局担当者との話し合いに同席。今日、仮放免されていたトルコ人が入管に出頭したところ、拘束されました。民主党の若手議員らが、支援者の皆さんと協力して、自発的出国の手筈を整えつつあった矢先で、妻子にとっても寝耳に水。人道的配慮はまったく見られません。

16時過ぎから来客。16時半、法務省担当者から、構造改革特別区域法改正案の説明聴取。山口県美祢市にPFI手法で刑務所を新設するため、所要の改正を行うものです。男女とも500人ずつ、初入所の犯罪傾向の進んでいないものを収容し、更生効果を上げようというもの。設計、建設から運営の一部まで民間委託し、経費は事業期間20年にわたり委託費として支払い、来年度予算に国庫債務負担行為限度額として約565億円を計上しているもので、施設警備や収容監視まで委託します。診療所の管理も美祢市立病院に委託し、地域にない婦人科も設置して市民に開放し、地域医療の向上にも貢献します。意欲的な取り組みを評価し、激励しました。

若干のデスクワークの後、19時前の新幹線で帰岡。


外国人の人権と国籍問題に関するPT 緊急要請行動

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