活動日誌 2005年4月 | >>日程表 | ホーム/総目次/4月目次/ 前へ|次へ |
4月14日(木) 法務、死因究明、法務委、国の…、宮城補選応援、討論会感想
今日は8時から、法務部門会議。各報告の後、10分から1時間弱、法務・財政金融・経済産業部門合同会議で、会社法案につき日弁連からのヒアリングを行いました。何しろ条文数が1000条に迫る大法案のうえ、きわめて専門的であり、説明するほうも聞くほうも大変です。そのうえ最近はM&Aをめぐる話題山積で、証券取引の細部にわたる論点がたくさんあり、こうした点につき経営者サイドに立った経済界からの要請が強く寄せられています。営利法人の基本法なので、時事問題だけに注意を奪われることなく、全体的検討をしっかり行っていきます。
9時10分から10時前まで、死因究明WTで、東京都監察医務院の福永龍繁院長から、監察医制度の現状につきヒアリング。日本の公衆衛生の水準を上げるためなどに欠かせない制度で、戦後、GHQの指示で作られたものですが、講和条約発効を機に廃止した自治体まである始末で、いまやびっくりするほど貧弱で大改革が急務です。私も知りませんでした。
10時から、法務委員会。人身取引に関する刑法改正案の対政府質疑で、民主党は、午前中は松岡徹さんが1時間、13時半に再開して千葉景子さんが1時間、質問しました。東南アジアから日本に連れてこられた被害者の救済の実効性をどう上げるかについての説明は、入管法改正で被害者が保護される仕組みを作っているし、法務省のホームページなどでの広報にも努めるので、効果ありということのようです。これでは単なる作文に終わってしまいます。被害者が自ら担当官署に駆け込むのを待っているのでは、現状は何も変わらないのではないかと思います。
昼食時に、国のかたち研究会で、「(株)エコ&エナジー」の朝倉堅五さんから、日本と周辺国のエネルギー事情につき、ヒアリング。
15時前の新幹線で、仙台へ。統一補選宮城2区の民主党公認女性候補の応援です。ただし今日の演説会は、18時から21時20分までの合同個人演説会形式の「マニフェスト型公開討論会」です。全候補者揃っての企画で、私の出番はありません。岡崎トミ子さんと一緒に、フロアーから応援します。民主党候補はきっと、すばらしいプレゼンテーションをしてくれるでしょう。それでは行って来ます。仙台泊。(17:30)
公開討論会は、さすがに県議出身の二人の候補は弁舌さわやかで、その点では民主公認候補は「聞かせる」というタイプではありませんでした。しかし、設問に真正面から答えようと、一生懸命に政策の説明をしており、好感が持てました。
中座して、岡崎さんと夕食しながら聞くと、彼女はすばらしいフィールドワーク型の研究者だったとのこと。街頭演説は、いまや抜群で、聴衆に大きな感銘を与えているとのことです。今日は、ちょっと政策を解説するというプレッシャーが影響したかなということのようで、これからが楽しみです。(21:50)