5月3日(火) 五島列島へ、浦上天主堂、鬼岳、鐙瀬、民宿、温泉センター
今日から3日間、完全休暇で、妻と2人で旅に出ます。まず、9時過ぎの新幹線で博多へ。11時半前の在来線で長崎へ。13時半過ぎに到着し、長崎ちゃんぽんで遅い昼食。さらに、長崎港から14時50分のジェットフォイルで五島市福江港へ。
五島列島へは、いつか来て見たいと思っていました。旅をするには、端っこに行くのが好きなのです。イギリスにいるときには、北の端はジョン・オ・グロウツ、東の端はもちろんケント、西の端はランズ・エンドをすべて極めました。南の端は、長い海岸線ですが、ブライトンぐらいでしょうか。
長崎本線では、最前列の席で、カーブのたびに速度計を見てしまいます。諫早湾の向こうに、雲仙の普賢岳が見え、火砕流被害の救援活動をしたころを思い出しました。そして干拓現場。無駄な公共事業の象徴で、政治の責任重大です。
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運転席前方が気になって |
遠景に諫早湾干拓 |
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まもなく船に乗り込みますが、ここから先のIT環境が不明なので、ここまでを書き込みます。明日は一日、ゆっくり福江島。明後日には帰岡です。(13:55)
乗船前に、ちょっと時間を見つけて、浦上天主堂を訪ねました。亡くなったヨハネ・パウロ2世の銅像があり、ローマ法王訪日のときのことを思い出しました。
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浦上天主堂のヨハネ・パウロ2世 |
浦上天主堂全景 |
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15時前に、長崎港発。快晴で海も穏やかで、ジェットフォイルも、心配した揺れはまったくありません。16時15分に福江港に着岸。レンタカーを借り、まず、鬼岳へ。西海国立公園の代表的名勝のひとつで、全山が芝生に覆われた臼状の火山。標高315メートルの頂上からの眺めは、ひたすら雄大で、気分も壮大になります。
南下して、鐙瀬(あぶんせ)溶岩海岸へ。火山口から噴出した溶岩が、直ちに海に流れ込んだため、ごつごつの岩ばかりの海岸です。
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鬼岳 |
頂上から |
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鐙瀬溶岩海岸 |
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18時半に、富江町の民宿に到着。何もない町ですが、ここしか予約できませんでした。夕食後、19時半から、町立温泉センター「たっしゃかランド」でゆっくり温泉に浸かりました。竹下首相のふるさと創生資金で掘り当てた温泉で、名前も竹下さんを彷彿とさせます。入浴料は一人500円。「65歳以上は300円です」と言われましたが、ちょっとまだ足りません。21時で閉館ですが、そこまでは粘れませんでした。
21時、民宿の部屋で、妻と一杯。