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9月30日(金) 役員会、帰岡、高井さん、公開討論、靖国違憲判決

今日は10時半から30分間、緊急役員会。先国会で廃案になった障害者自立支援法案が、今国会で再提出され、参議院先議となっています。民主党は対案を出すと、前原代表をはじめ幹部が言明していますが、参議院の審議日程が迫り、参議院段階で政府案と対案を並行審議しようとすると、来週はじめには対案を提出しなければなりません。今週、精力的に作業をしたのですが間に合わず、対案提出は衆議院に移った後としました。野党提出の法案は、提出先の院の法制局審査が必要で、複雑な法技術上の検討課題があるときには、結構手間が掛かります。

11時半過ぎの新幹線で、帰岡。15時過ぎに到着し、直ちに岡山市議会副議長の羽場頼三郎さんと一緒に街宣に出掛けました。途中で高井崇志さんも合流し、17時過ぎには津村啓介さんも岡山駅から乗り込み、18時前まで元気にまわりました。

昨日、岡山市長選の予定候補が3人揃って、公開討論会が開かれました。60歳代後半の2人と比べて高井さんの若さと意欲が光り、本人も十分な手応えを感じたようです。

今日、大阪高裁で、小泉首相の靖国神社参拝違憲判決が言い渡されました。昨年春の福岡地裁判決と同趣旨です。私も判旨に異論はなく、小泉首相はこれに従うべきだと思います。憲法判断は、小泉首相に理解出来ても出来なくても、裁判所が最終決定権を持っているのです。ただ私は、多少技術的過ぎても、いわゆる名目的損害賠償を認めて、たとえ少額でも請求を認容すべきではないかと思います。そうでないと、上級審の判断を仰げませんし、判旨は傍論(暴論ではありません)に過ぎないことになってしまいます。立法府の人間が判決批判をすべきではないでしょうが、法律家の一人として、そういう感想を持ちます。


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